2016年2月17日水曜日

今冬も健在 西新宿・ルミネ1のハクセキレイのねぐら

  
           

いま東京・新宿駅南口は大変身をしようとしています。甲州街道をはさんでJR新宿駅が拡大し、この4月には、新築の32階建てのビルも開業するようです。そんな活気に満ちた一角の西新宿1丁目交差点に面して建つのは、若い女性に人気のあるファッショナブルなビル「LUMINE1」〔写真・上〕。そのビルの正面外壁の中ほどには、小さな孔がたくさん開いた飾りの部分があります。
夕方、薄暗くなると、孔付近で動く小さな鳥影多数。その主はスズメより少し大きいハクセキレイ(白鶺鴒・White Wagtail)たちの群れで、一夜の宿をとるため毎夜集まってきます。鳥たちが夜過ごす場所を「ねぐら」といいますが、ハクセキレイは数十羽~数千羽が集まって「集団ねぐら」をつくります。

この場所で、ハクセキレイがいつからねぐらとするようになったのかは不明ですが、少なくとも30年前からあることは知られています。この冬も100羽以上が孔のひとつ一つでねぐらをとっています〔写真・下〕。そんな場所に小鳥が宿をとっていることなど、交差点をわたる大勢の人は想像もしないでしょう。              〔川内 博〕

2016年1月30日土曜日

「オオタカの国内希少動植物種の指定解除に関する意見交換会」・3月5日に

  
オオタカの希少種指定解除についての意見交換会が、仙台(123日)、大阪(213日)に開催され、東京では35日(土)13時~1630分・綿商会館〔中央区〕で開かれる予定です。事前申込み制で、下記のURLにアクセスしてください。

すでに開催された仙台会場でのようすを、インターネット上の情報を見ると、「意見交換会」ではなく環境省からの「説明会」のようで、会場では一切発言を受付けないようです。
環境省が指定解除をするためのセレモニーと思われます。しかし、参加してみないことにははっきりしたことがいえません。興味のある方はぜひ出席してください。

インターネット環境がない方は、下記に問い合わせてみてください。
【事務局お問合せ先】株式会社オーエムシー内 担当:鈴木
      TEL:0353620117   FAX::0353620121  
      Eメール:otaka_symposium@omc.co.jp 

2016年1月19日火曜日

越冬期調査・ご参加ありがとうございました

  


201619日(土)~117日(日)にかけて実施しました「カモを中心とした個体数調査」・「東京23区のオオタカ・ノスリ一斉調査・第2回」は、たくさんの方にボランティアで参加いただき、無事終了しました。現在、続々とデータが寄せられています。
110日(日)の午前10時~12時と限定した「オオタカ・ノスリ」調査は、昨年実施できなかった重要な場所も調査でき、昨年よりより精度の高い成果がえられると思われます。また、カモ類の生息状況も多くの地点でチェックがなされ、最近の状況が把握できると思われます。
とくに、なかなか調査できなかった東京港一帯については、東京港野鳥公園協議会の長谷川充弘さんのご協力で、多摩川河口~中央防波堤埋立地付近~荒川河口~葛西海浜公園沖など重要な場所の状況を見ることができ、「新砂貯木場」のカワウの営巣状況も知ることができました〔写真〕。

結果については、『ユリカモメ』での発表を予定しています。ご期待ください。

2015年12月23日水曜日

「レッドデータブック in Tokyo」連載始まる

  
東京都のレッドデータブック(レッドリストの解説本)が、20132014年に発行されています(※)。日本野鳥の会東京では、機関誌『ユリカモメ』に、会員で、日本ワイルドライフアート協会役員の大室 さんの絵、レッドリストの専門部会委員の解説で、代表的な鳥を紹介することになりました。1月号裏表紙に、第1「森の王者 クマタカ」〔絵〕が載りました。
東京でのクマタカの生態は、まだ詳しくは調べられていませんが、多摩クマタカ生態調査チームのメンバーなどによって、少しずつわかってきました。その中で、奥多摩を中心に、繁殖のようすが明らかにされています。
クマタカは全国に分布し、それぞれの地域で、その環境にあった生活をしていることが知られています。東京のクマタカはどんな特徴があるのか、興味のあるところです。次回は伊豆諸島のタネコマドリの予定。

※ レッドデータブック2013(本土部編)、レッドデータブック2014(島しょ部編)は、東京都庁・第一本庁舎3階・都民情報ルームで販売しています。それぞれ3160円・1630円。

2015年12月8日火曜日

お知らせ・日本野鳥の会東京・研究部のホームページURLの変更

  
日本野鳥の会東京・研究部のホームページ(HP)は、2015年5月8日以来、更新をしていませんでしたが、このたび、12月1日から、新しいURL(アドレス)で再開しました。
新しいHPのアドレスは、http://www.yacho-tokyo.org/birdstudy/       よろしくお願いします。
                            (日本野鳥の会東京・研究部)

2015年11月30日月曜日

今冬の越冬期調査にご参加ください

  

今冬の調査は、①カモを中心とした個体数調査と②東京23区のオオタカ・ノスリの一斉調査を行います。〔写真:オオタカ・川内博氏撮影〕
①の調査は例年、都内全域を対象として実施しているものですが、今回は規模を拡大する予定です。また、②は昨年に引き続いての第2回となります。どちらも、ひろく参加を求めています。興味ある方は研究部あてご連絡ください。

【実施要領】
①カモを中心とした個体数調査
(1) 調査範囲:島しょ・海上を含めた東京都内全域
(2) 調査期間・時間:201619日(土)~117日(日)の間で1回。
    9時~15時を原則。
(3) 調査方法:カモ類および水鳥10種(カイツブリ・カワウ・ゴイサギ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・バン・オオバン・ユリカモメ・カワセミ)はカウント調査。他の出現鳥は概数記録。 
(4) 結果報告:1月末までに、メール・手紙・Faxなどで、研究部カモ係あてにお送りください。

②東京23区のオオタカ・ノスリ一斉調査・第2
(1 )調査範囲:東京23
(2) 調査日・時間:2016110日(日)
   〔荒天の場合は、111日(月・祝)〕 午前10時~12時の2時間
(3) 調査方法:オオタカ・ノスリがいそうな環境で、上記の時間探索し、オオタカ・ノスリの観察数を記録してください。同時に出現した猛禽類も記録してください。調べたがいなかったという記録も大事ですのでご報告ください。
(4) 結果報告:120日までに、メール・手紙・Faxなどで、研究部タカ係あてにお送りください。

【問合せ・送り先】
(〒1600022 新宿区新宿51816  新宿伊藤ビル3
E-mailofficeyacho-tokyo.org 〔送付の際は☆を@に変換を〕
Fax03-5273-5142             日本野鳥の会東京・研究部


2015年11月18日水曜日

東京の珍しい鳥の記録を検討しています

  


日本野鳥の会東京・研究部では「野鳥記録委員会」を設けて、東京都内で記録された「初記録」や「稀な鳥」についてして検討しています。この1116日に同委員会を開催し、およそ20件の記録について記録と図鑑をひっくり返しながら検討しました。写真〕
対象種はミヤマガラス、ハイイロオウチュウ、コシャクシギ、ヒメクイナなどで、順次、会報『ユリカモメ』で発表する予定です。この場だけでは同定がむずかしい種や亜種もあり、持ち帰ってさらに詳細な検討を続けています。

ところで、これら認定種の発表は、今のところ『ユリカモメ』の誌上だけで行っています。発表はすでに5回を数え、初記録としてはキバラガラ(19852月・都立城北中央公園)、コウライアイサ(201111月・狛江市多摩川)、タカサゴモズ(201211月・東京港野鳥公園)、ヒメカモメ(20132月・大田区多摩川)、ノハラツグミ(20133月・大田区多摩川)などで、カラー写真とともに、観察・撮影者、観察場所・日時、行動などもきちんと記載しています。

日本野鳥の会東京の野鳥記録委員会は、叶内拓哉委員長、大塚 豊副委員長以下、川沢祥三、川内 博、鈴木弘行、田島基之、三間久豊、渡部良樹の8名で構成されています。興味ある方は、ぜひ日本野鳥の会東京に入会して、『ユリカモメ』でご覧ください。