2015年12月23日水曜日

「レッドデータブック in Tokyo」連載始まる

  
東京都のレッドデータブック(レッドリストの解説本)が、20132014年に発行されています(※)。日本野鳥の会東京では、機関誌『ユリカモメ』に、会員で、日本ワイルドライフアート協会役員の大室 さんの絵、レッドリストの専門部会委員の解説で、代表的な鳥を紹介することになりました。1月号裏表紙に、第1「森の王者 クマタカ」〔絵〕が載りました。
東京でのクマタカの生態は、まだ詳しくは調べられていませんが、多摩クマタカ生態調査チームのメンバーなどによって、少しずつわかってきました。その中で、奥多摩を中心に、繁殖のようすが明らかにされています。
クマタカは全国に分布し、それぞれの地域で、その環境にあった生活をしていることが知られています。東京のクマタカはどんな特徴があるのか、興味のあるところです。次回は伊豆諸島のタネコマドリの予定。

※ レッドデータブック2013(本土部編)、レッドデータブック2014(島しょ部編)は、東京都庁・第一本庁舎3階・都民情報ルームで販売しています。それぞれ3160円・1630円。

2015年12月8日火曜日

お知らせ・日本野鳥の会東京・研究部のホームページURLの変更

  
日本野鳥の会東京・研究部のホームページ(HP)は、2015年5月8日以来、更新をしていませんでしたが、このたび、12月1日から、新しいURL(アドレス)で再開しました。
新しいHPのアドレスは、http://www.yacho-tokyo.org/birdstudy/       よろしくお願いします。
                            (日本野鳥の会東京・研究部)

2015年11月30日月曜日

今冬の越冬期調査にご参加ください

  

今冬の調査は、①カモを中心とした個体数調査と②東京23区のオオタカ・ノスリの一斉調査を行います。〔写真:オオタカ・川内博氏撮影〕
①の調査は例年、都内全域を対象として実施しているものですが、今回は規模を拡大する予定です。また、②は昨年に引き続いての第2回となります。どちらも、ひろく参加を求めています。興味ある方は研究部あてご連絡ください。

【実施要領】
①カモを中心とした個体数調査
(1) 調査範囲:島しょ・海上を含めた東京都内全域
(2) 調査期間・時間:201619日(土)~117日(日)の間で1回。
    9時~15時を原則。
(3) 調査方法:カモ類および水鳥10種(カイツブリ・カワウ・ゴイサギ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・バン・オオバン・ユリカモメ・カワセミ)はカウント調査。他の出現鳥は概数記録。 
(4) 結果報告:1月末までに、メール・手紙・Faxなどで、研究部カモ係あてにお送りください。

②東京23区のオオタカ・ノスリ一斉調査・第2
(1 )調査範囲:東京23
(2) 調査日・時間:2016110日(日)
   〔荒天の場合は、111日(月・祝)〕 午前10時~12時の2時間
(3) 調査方法:オオタカ・ノスリがいそうな環境で、上記の時間探索し、オオタカ・ノスリの観察数を記録してください。同時に出現した猛禽類も記録してください。調べたがいなかったという記録も大事ですのでご報告ください。
(4) 結果報告:120日までに、メール・手紙・Faxなどで、研究部タカ係あてにお送りください。

【問合せ・送り先】
(〒1600022 新宿区新宿51816  新宿伊藤ビル3
E-mailofficeyacho-tokyo.org 〔送付の際は☆を@に変換を〕
Fax03-5273-5142             日本野鳥の会東京・研究部


2015年11月18日水曜日

東京の珍しい鳥の記録を検討しています

  


日本野鳥の会東京・研究部では「野鳥記録委員会」を設けて、東京都内で記録された「初記録」や「稀な鳥」についてして検討しています。この1116日に同委員会を開催し、およそ20件の記録について記録と図鑑をひっくり返しながら検討しました。写真〕
対象種はミヤマガラス、ハイイロオウチュウ、コシャクシギ、ヒメクイナなどで、順次、会報『ユリカモメ』で発表する予定です。この場だけでは同定がむずかしい種や亜種もあり、持ち帰ってさらに詳細な検討を続けています。

ところで、これら認定種の発表は、今のところ『ユリカモメ』の誌上だけで行っています。発表はすでに5回を数え、初記録としてはキバラガラ(19852月・都立城北中央公園)、コウライアイサ(201111月・狛江市多摩川)、タカサゴモズ(201211月・東京港野鳥公園)、ヒメカモメ(20132月・大田区多摩川)、ノハラツグミ(20133月・大田区多摩川)などで、カラー写真とともに、観察・撮影者、観察場所・日時、行動などもきちんと記載しています。

日本野鳥の会東京の野鳥記録委員会は、叶内拓哉委員長、大塚 豊副委員長以下、川沢祥三、川内 博、鈴木弘行、田島基之、三間久豊、渡部良樹の8名で構成されています。興味ある方は、ぜひ日本野鳥の会東京に入会して、『ユリカモメ』でご覧ください。

2015年10月26日月曜日

多摩川河口の自然を考えるシンポジウム・10月31日

  

日本野鳥の会神奈川支部・日本野鳥の会東京・日本野鳥の会の主催で、「多摩川河口の自然を考えるシンポジウム 2015が、10月31(土)午後、ラゾーナ川崎5階「プラザソル」JR川崎駅下車、徒歩5分)で開かれます。
ちらし〔図〕には「東京湾で最大規模の河口干潟がある多摩川河口は、シギチドリ類を始め干潟生物の宝庫です。そんな干潟に(仮称)羽田連絡道路の建設が予定されています。皆さんで多摩川河口干潟の過去、現在、未来を考える集いにしたいと考えています。」と記されています。
さらに、このシンポジウム主催者の日本野鳥の会評議員の石井 隆さんは「もっとも基本的な問題は、約5㎞の範囲に首都高速横羽線、国道15号線、首都高速湾岸線が既に存在していて、国道15号線の多摩川トンネルの建設も決まりました。その上都市計画上の位置付のない羽田連絡道路が、造る必要性の議論がないまま進行してしまいました。」と、『ユリカモメ』11月号の巻頭で指摘しています。
ぜひ、参加され、実情を知るとともに、ご意見をお願いします。
 
開場:13時 開演:13時半18時半(予定)  入場無料・先着200


2015年10月19日月曜日

「オキノタユウ」講演会・長谷川 博さん、40年を語る

  

“アホウドリ(阿呆鳥)をやめて、オキノタユウ(沖の大夫)に”と改名を主張し続ける、この鳥の第一人者・東邦大学名誉教授・長谷川 さんの講演会「オキノタユウと40年・・・その保護研究活動を語る」(日本野鳥の会東京主催)が、1017日(土)午後に、会員を対象に東京・新宿で開かれました。〔写真〕

前半は、太平洋上の絶海の孤島・鳥島で、一時は絶滅宣言されたオキノタユウを、1976(昭和51)年秋から調査を始め、以来40年の歳月を費やして、今シーズン(201516年繁殖期)には、700組以上の番いが産卵し、500羽以上のヒナが巣立つことは確実といえるまでに復活させた話です。
長谷川さんは、ひとり孤島に渡り、オキノタユウの繁殖地の保全・改善を続け、新たな営巣地を造り、成鳥やヒナの数をかぞえ、足環やカラーリングをつけるという作業を黙々と続け、都や国も動き、ついには、特別のことがない限り“絶滅”という事態は起こらない状態にまでたどり着かせました。そして、3年後の2018年に、鳥島の集団の総個体数が約5000羽になると予測されるので、それまで調査を続けるとのことです。
後半は、オキノタユウの未来にかけての話で、現時点まではその数は右肩上がりで、保護活動がうまくいってはいるものの、漁業による混獲(こんかく)や海洋汚染問題が、世界的にますます深刻化している現状のなかで、オキノタユウだけでなく、海鳥類全般の問題としてどう対応していくか、これからの宿題も大きいとの話で締めくくられました。

折しも、NHK・ラジオ第2放送で、平岡昭利さん(下関市立大学名誉教授)の講演「アホウドリと帝国日本の南進」という番組が、4回シリーズで放送されています(※)。ここでの話を聴くと歴史的な背景の知識が加わり、「オキノタユウに改名を」という長谷川さんの主張の妥当性が、より深く理解できるようになると思います。


※第3回の再放送が1024日(日)午前10時~11時に、また、第4回の放送が同日午後8時~9時に予定されています。

2015年9月30日水曜日

高尾のアカショウビン・その後の情報

  

今年の夏、久しぶりに高尾山(八王子市)の山中で、夏鳥・アカショウビンの声を聞いたという報が、たくさん寄せられました。その情報は、『ユリカモメ』(日本野鳥の会東京の機関誌)9月号に掲載されました。それをまとめると、525日に南浅川町で声を聞いたというのが最初で、その後、1号路・3号路・4号路〔写真〕・高尾山口駅といろいろな場所で声が聞かれています。
その後、ビジターセンターのネイチャーガイドさんに聞いたところ、姿を見たという話があり、また、6号路で木の上の姿を確認し、写真を1枚撮ったが証拠写真程度との報もありました。結局、決定的な写真を撮った方は、野鳥関係者にはいないようです。

しかし、当初気がかりだった“スピーカー”の声ではなく、本物が長期間定着していたことは間違いないということになりました。また、2羽同時に声を聞いたという報もあり、来夏が楽しみです。今のところ、最終確認は72日ですが、これより後に記録した方はご連絡ください。

2015年9月8日火曜日

都内のムクドリのねぐらは?・③           西葛西駅のいま

  

東京のムクドリの集団ねぐら地として、全国的にも知られている地下鉄東西線・西葛西駅前で異変が起きていました。95日(土)、午後615分ごろ、辺りはうす暗くなっていましたが、ねぐらとしている南口のクスノキの大木からはムクドリの騒音が聞こえてきません。代りに、クスノキのそばに設置された4つの小さなスピーカー〔写真〕から、カシャー・カシャーという人工的なノイズ音が連続して響いています。クスノキに近づく群れも木に止まらずUターンしていきます。

 ムクドリはどこにと探すと、そこから約100m離れたビルの屋上のTVアンテナや広告塔に数百羽ずつの群れで分散して止まっていていました。清砂大橋通り(国道450号)で、ビルの屋上のようすを見ていると、620分過ぎ、30ルクスくらいの暗い中で、眼下の公園・「子供の広場」へ次々と降りていき、そこの樹木に全群が集まりました。ねぐらの直下では70デシベルを超す騒音状態。しばらくすると鳴き声も小さくなったので、駅前に戻り、北口へ回ったらにぎやかなムクドリの声。駅前広場の樹木数本に多数の影が。一部は南口から北口に移動しただけのようです。

 ムクドリの嫌がる周波数の音を出すというこの新器機は、各地で成果をあげているようです。しかし、長期間使うと、ムクドリたちは実害のないことに気づき、慣れてしまい、効果が半減するという、これまでのいろいろな対策と同じ経過をたどる可能性もあると思われます。

 この問題を解決するには、ムクドリを被害のより小さい場所に「移動」させるというのが、いま採れる一番有効な方法と思います。そのためには、ムクドリのための「ねぐら場所」を設定し、この器機などを用い、そこに誘導するなどの計画性が必要です。

 「散らすだけ」の対症療法的な対処から、一歩進んでもらいたいと感じたのが、今回の西葛西駅前での観察でした。
この地で、ムクドリを観察されている方は、ぜひその後の状況をお知らせください。          (日本野鳥の会東京・研究部)

2015年8月30日日曜日

都内のムクドリのねぐらは?・②        聖蹟桜ヶ丘駅のいま

  
東京都内には、千葉や埼玉に比べると「ムクドリの集団ねぐら」が少ないと前回記しましたが、最近のようすはと、以前にも調べたことがある、京王線聖蹟桜ヶ丘駅(多摩市)を822日夕方に訪れました。やや暗くなった5時半に付近を歩いてみると、駅近くの大きな送電線鉄塔上部に多数止まっていました。そこから大きなマンションの裏に多数がさかんに降りていきます。その場所に行ってみると、駐車場や空き地、果樹園などがあり、まわりの電線、樹木上に、数えきれないほどの群れが止まっていました。
日没直前の6時ごろになると、鉄塔の群れ、電線の群れが次々と駅近くの街路樹に集まりだし、30分くらいで、駅前3か所の、10本足らずの街路樹に集まり大さわぎ。とくに京王百貨店のB館とC館をつなぐ陸橋横は、間近にムクドリの姿が見え、通る人たちが何事かと立ち止まって覗く状態〔写真〕。
喧騒のようすを友人に説明していた地元の女性に、最近の状況を聞いたところ、ここ数年来こんなものだと教えてくれました。10年程前に調べたときと比べ、明らかにねぐらの場所は増えて、個体数も多くなっていました。
ただ、ここのねぐらの特徴として、集まっている場所が比較的人通りの少ないところで、糞の落下など、人への直接的な被害は少ないのではないかと思われました。
2003年頃に形成されたという、このねぐらに詳しい方は、その間の状況を教えてください。       (日本野鳥の会東京・研究部)

2015年8月14日金曜日

都内のムクドリのねぐらは?・・・探索にご協力ください

  

夏から秋にかけて、日本各地で社会問題となっているのが「ムクドリの集団ねぐら」。トラブルのほとんどは駅前や市役所、大型店舗など、人通りの多い場所で起こっています。
夕方になると群れで飛来し、大きな声で鳴き騒ぎ、多量の糞をして、抜け羽が地面に散乱し、“臭い・汚い・気味が悪い”の3Kで、地元のお店や住民、通行人に嫌われているというものです。

東京でも、江戸川区の「西葛西駅」や多摩市の「聖蹟桜ヶ丘駅」などの駅前で、長年問題になっていますが、近隣の千葉や埼玉などに比べると、その数は圧倒的に少なく、あまり大きな話題になっていません。しかし、一昨年にはJR八王子駅前に集団ねぐらができ、また、昨年は、都心部の新宿区の戸山公園でも集団ねぐらが見つかる〔写真〕など、ちょっと気になる事態も発生しています。
日本野鳥の会東京・研究部では、以前から東京都内でのムクドリのねぐらを探しています。状況をお知らせください。

2015年7月27日月曜日

ことし、高尾山でアカショウビンを見た人・撮った人はいませんか

  
この初夏から夏にかけて、高尾山でアカショウビンの声が各所で響いたようです。いまのところ研究部に寄せられている報告は「鳴声」ばかりです。どなたか姿を見た・撮影したという人はいませんか。
ところで、高尾山で撮られたアカショウビンの写真が『ユリカモメ』裏表紙に載っています〔写真〕。20076月号(№620)で、全体のタイトルは「KR(コダクローム64)の終焉」。フィルム時代の1979624日に6号路で、スローシャッターで撮ったとのこと。KRはフィルム感度(ISO)が64と低く、高画質で、長期保存に適しているということで、当時はプロやプロ級の写真家はこぞって使っていたリバーサルフィルムです。
撮影者は、日本野鳥の会東京幹事の西村眞一さん。結局、この一枚が、高尾山で撮られたアカショウビンの写真としては最後ではないかとのことですが、いかがでしょうか。これ以後に高尾山およびその周辺でアカショウビンを撮られた方は、ぜひご連絡ください。 
                  (日本野鳥の会東京・研究部)


2015年7月17日金曜日

講演会の紹介・御蔵島のノネコ里親作戦 7月25日(土)

  

皆さま、野学校、第13 回目の授業のお知らせです。今回は、山階鳥類研究所の岡奈理子さんをお迎えし、御蔵島のオオミズナギドリの生態とノネコの里親作戦について、お話を伺います。  

  ・日時:2015年7月25日(土)13:30開場、14:00開始~16:20終了
 ・講師:岡 奈理子(おかなりこ)さん〔山階鳥類研究所上席研究員〕
・テーマ:東京の今ここに在る危機
            ―世界最大級の海鳥繁殖島とノネコ問題

〔講師プロフィール〕
1950 年代生まれ、(公財)山階鳥類研究所鳥学研究室長、評議員を経て、現在、上席研究員。のべ 15 年近く鳥学ジャーナル 2 誌の編集長を務める。東京農大客員教授。水産学博士。ミズナギドリ類の桁違いの生態に魅了され、ミズナギドリで人生棒に振るなら本望、がポリシー。実験室ワークから飛び出て今世紀はオオミズナギドリ研究の出発地の御蔵島に学生さんを受け入れて研究活動を行った。やむにやまれずに、最大の脅威ノネコ対策に奔走中。

・参加費:大人 1000円、大学生 500円、高校生以下無料
     〔事前の参加申し込みは不要です〕
・交通:東急目黒線「武蔵小山駅」西口より徒歩3分



2015年7月9日木曜日

写真募集・東京で子育てする野鳥の姿をお寄せください〔会員限定〕

  
『ユリカモメ』(日本野鳥の会東京機関誌)では、東京で子育てする野鳥の親子、若鳥・ヒナたちの姿の写真を募集しています。入選作品は9月号裏表紙に掲載されます。
シジュウカラ〔写真・川内博氏撮影〕、スズメ、カルガモなどふつうにいる鳥たちのショットや、伊豆諸島や小笠原諸島での希少な繁殖記録などを下記の要領でお送り下さい。
【応募要領】
1.撮影場所は東京都内に限定 2.応募は3点まで 3.巣で撮ったものは不可 4.古い写真も可 5.応募は、Eメール添付かプリント(L2L判)送付。 6.応募できる方は会員(入会と同時の応募は可) 7.締切:2015731日 
【送付先】
1.Eメール:officeyacho-tokyo.org〔送付時に☆を@に変換〕
2.郵送:〒1600022 新宿区新宿51816  新宿伊藤ビル3
                   日本野鳥の会東京
※ それぞれ編集委員会あてに。住所・氏名・連絡電話番号を忘れずに・作品は返却しません。

2015年6月15日月曜日

大注目! 明治神宮の杜が“キビタキの森に”

  

「鎮座百年 第二次明治神宮境内総合調査」の調査結果をもとに作られたNHKスペシャル「明治神宮 不思議の森」という番組が、52日に放送され、その後何回か再放送もされていますので、視た方も多いことでしょう。
番組では、一般には“太古の森”と思われている明治神宮の緑が、明治天皇崩御にあたって造成された100年にも満たない「人工林」であること、そしてその造成にあたっては“森の遷移”を考えて、将来的に照葉樹の森にしようという計画があったことを紹介しています。
“森の遷移”は鳥の面からも読み取ることができ、最近はキビタキ〔写真〕が複数定着するようになっています。キビタキは、一般的に「山地の森で繁殖する夏鳥」というイメージがありますが、近年は平地林での営巣例も増えています。
ここ明治神宮でも、今年の繁殖期には5羽以上が囀り続けています。2012年の調査時に営巣を確認し、その後継続調査を続けていますが、今夏は、御苑・北池・西参道・北参道付近で、元気で明るい声で歌い続けています。
冒頭のNHKの番組には「~100年の大実験~」というサブタイトルがついています。この実験を、鳥の面からも見守り続けています。(川内 博)