2015年11月18日水曜日

東京の珍しい鳥の記録を検討しています

           


日本野鳥の会東京・研究部では「野鳥記録委員会」を設けて、東京都内で記録された「初記録」や「稀な鳥」についてして検討しています。この1116日に同委員会を開催し、およそ20件の記録について記録と図鑑をひっくり返しながら検討しました。写真〕
対象種はミヤマガラス、ハイイロオウチュウ、コシャクシギ、ヒメクイナなどで、順次、会報『ユリカモメ』で発表する予定です。この場だけでは同定がむずかしい種や亜種もあり、持ち帰ってさらに詳細な検討を続けています。

ところで、これら認定種の発表は、今のところ『ユリカモメ』の誌上だけで行っています。発表はすでに5回を数え、初記録としてはキバラガラ(19852月・都立城北中央公園)、コウライアイサ(201111月・狛江市多摩川)、タカサゴモズ(201211月・東京港野鳥公園)、ヒメカモメ(20132月・大田区多摩川)、ノハラツグミ(20133月・大田区多摩川)などで、カラー写真とともに、観察・撮影者、観察場所・日時、行動などもきちんと記載しています。

日本野鳥の会東京の野鳥記録委員会は、叶内拓哉委員長、大塚 豊副委員長以下、川沢祥三、川内 博、鈴木弘行、田島基之、三間久豊、渡部良樹の8名で構成されています。興味ある方は、ぜひ日本野鳥の会東京に入会して、『ユリカモメ』でご覧ください。

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