2015年11月30日月曜日

今冬の越冬期調査にご参加ください

  

今冬の調査は、①カモを中心とした個体数調査と②東京23区のオオタカ・ノスリの一斉調査を行います。〔写真:オオタカ・川内博氏撮影〕
①の調査は例年、都内全域を対象として実施しているものですが、今回は規模を拡大する予定です。また、②は昨年に引き続いての第2回となります。どちらも、ひろく参加を求めています。興味ある方は研究部あてご連絡ください。

【実施要領】
①カモを中心とした個体数調査
(1) 調査範囲:島しょ・海上を含めた東京都内全域
(2) 調査期間・時間:201619日(土)~117日(日)の間で1回。
    9時~15時を原則。
(3) 調査方法:カモ類および水鳥10種(カイツブリ・カワウ・ゴイサギ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・バン・オオバン・ユリカモメ・カワセミ)はカウント調査。他の出現鳥は概数記録。 
(4) 結果報告:1月末までに、メール・手紙・Faxなどで、研究部カモ係あてにお送りください。

②東京23区のオオタカ・ノスリ一斉調査・第2
(1 )調査範囲:東京23
(2) 調査日・時間:2016110日(日)
   〔荒天の場合は、111日(月・祝)〕 午前10時~12時の2時間
(3) 調査方法:オオタカ・ノスリがいそうな環境で、上記の時間探索し、オオタカ・ノスリの観察数を記録してください。同時に出現した猛禽類も記録してください。調べたがいなかったという記録も大事ですのでご報告ください。
(4) 結果報告:120日までに、メール・手紙・Faxなどで、研究部タカ係あてにお送りください。

【問合せ・送り先】
(〒1600022 新宿区新宿51816  新宿伊藤ビル3
E-mailofficeyacho-tokyo.org 〔送付の際は☆を@に変換を〕
Fax03-5273-5142             日本野鳥の会東京・研究部


2015年11月18日水曜日

東京の珍しい鳥の記録を検討しています

  


日本野鳥の会東京・研究部では「野鳥記録委員会」を設けて、東京都内で記録された「初記録」や「稀な鳥」についてして検討しています。この1116日に同委員会を開催し、およそ20件の記録について記録と図鑑をひっくり返しながら検討しました。写真〕
対象種はミヤマガラス、ハイイロオウチュウ、コシャクシギ、ヒメクイナなどで、順次、会報『ユリカモメ』で発表する予定です。この場だけでは同定がむずかしい種や亜種もあり、持ち帰ってさらに詳細な検討を続けています。

ところで、これら認定種の発表は、今のところ『ユリカモメ』の誌上だけで行っています。発表はすでに5回を数え、初記録としてはキバラガラ(19852月・都立城北中央公園)、コウライアイサ(201111月・狛江市多摩川)、タカサゴモズ(201211月・東京港野鳥公園)、ヒメカモメ(20132月・大田区多摩川)、ノハラツグミ(20133月・大田区多摩川)などで、カラー写真とともに、観察・撮影者、観察場所・日時、行動などもきちんと記載しています。

日本野鳥の会東京の野鳥記録委員会は、叶内拓哉委員長、大塚 豊副委員長以下、川沢祥三、川内 博、鈴木弘行、田島基之、三間久豊、渡部良樹の8名で構成されています。興味ある方は、ぜひ日本野鳥の会東京に入会して、『ユリカモメ』でご覧ください。