2011年10月29日土曜日

エナガの謎・東京都心・東京湾岸に生息分布が広がる

           

東京の市街地でエナガ〔写真〕の動きがあるということは、本ブログの2008年6月13日付で、他の鳥とともに紹介しました。その具体的な話は日本野鳥の会東京(支部)機関誌『ユリカモメ』の2008年7月号~2009年4月号の中で6回にわたって掲載し、そのまとめ的な話を(財)日本鳥類保護連盟の機関誌『私たちの自然』(2009年7月号)に書きました。その際作製した分布地図を本ブログ2011年1月26日付にアップしていますのでごらんください。

この動きは、かつてのヒヨドリやコゲラと同じパターンなので、近いうちに都心部の緑地にも進出するだろうと予想をしていたところ、まさに的中。東京都心への進出ぶりは目をみはるもので、昨年から今年にかけて、明治神宮や新宿御苑などに定着し始めました。さらに、この話は千葉県の船橋・習志野市へも飛び火(?)。東中山や谷津干潟あたりの緑にも生息するようになり、繁殖している可能性もあります。

現在、その状況をまとめています。今まで生息していない場所で、定着や繁殖をするようになったところをお教えください。            (川内博) E-mil:hkawachi2@yahoo.co.jp

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