2012年11月28日水曜日

日比谷公園・スズメ調査探鳥会へのお誘い

  

今週土曜日(121)に、東京都立日比谷公園で、6回目のスズメ調査探鳥会を開きます。
この探鳥会の目的は、最近スズメが減少しているという話を検証しようということと、参加した人が、科学的に野鳥調査をする方法をマスターするということで、春(5月)と冬(12)の年2回開催しています。今回で丸3年となります。
「科学的に調査をする」といっても、方法は簡単で、調査地図を準備することと、調査の方法をいつも同じにするということで簡単です。しかし、その方法を知らないと難しそうで手を出さない人が多いようです。一緒に歩きながら気軽にマスターしようという企画です。ちょっと空気の冷たい12月ですが、早朝の都心の緑地を味わいにおいでください。
【日時】2012121() 午前8時~1130
【場所】千代田区・都立日比谷公園・祝田門集合(皇居・桜田門にいちばん近い門)
【持ち物・服装】早朝に散歩できる服装・靴、双眼鏡などあれば持って来てください。
【参加費】無料、誰でも参加できます

2012年11月14日水曜日

「自然教育園・野鳥調査会」第1回ぶじ終了

  


都心のオアシスとして親しまれている目黒の自然教育園での「野鳥調査会」。1110()に、快晴のもと、15名の参加で、第1回を予定通りでぶじ終了しました。センサス調査だけでなく、マミチャジナイ、ヒガラ、ウソ(写真)、など、日ごろ都心では見かけない鳥も出てきて、参加者はバードウォッチングも楽しみました。ことしは冬鳥たちが多そうです。
自然教育園は、一般には「目黒の」といっていますが住所は港区です。これからも奇数月の第2土曜日に、ホームグラウンドとして、野鳥調査会を開催します。野鳥をしっかり記録して、役に立つデータづくりに関心のある方はご参加ください。次回は来年112()。ただし、来月1210日までに申し込みが必要です。詳しくは『ユリカモメ』12月号をごらんください。

2012年10月30日火曜日

東京都心をサシバは通過しているのか?         サシバの里物語に寄せて

  



“里山に響き渡る「ピックィー、ピックィー」という声。この声を聞かないと春は始まらない。”そんな文章から始まる、栃木県市貝町を舞台とした『サシバの里物語』は、東京ではほとんど見かけなくなった鷹、サシバが主人公です。しかし、その8割がたはカエルやヘビ、蝶、花、紅葉、農作業などの写真です。サシバが単独で生きているのではなく、里山のなかで子育てをしていることを物語る構成となっています。
秋、彼らは群れをつくり南の国へと旅立っています。東京の街なかも通過しているようですが、観察する人がいないのか、その情報はほとんど寄せられていません。
秋空の一日、新宿御苑や代々木公園、木場公園などの草原に大の字になって空を眺め続けたり、スカイツリーや東京タワー、都庁展望階などの高所で陣取って観察し続けていると、サシバやハチクマの雄姿が確認できるかも。情報をお寄せください。
※写真はNPO法人オオタカ保護基金編『サシバの里物語 市貝町とその周辺の里山の四季』随想舎(2012年刊・1800円)から

2012年10月17日水曜日

新しい鳥類目録『日本鳥類目録改訂第7版』が出版

  

日本鳥学会からこの9月、12年ぶりに新しい鳥類目録『日本鳥類目録改訂第7版』〔写真〕が出されました。今回は、その分類に分子生物学の知見が組み込まれ、体系的に検討されたため、内容は大幅に変わりました。顕著な形としては、配列が従来とは全く違い、一番原始的とされるキジ目から始まり、下記のような順序となっています。とくに目新しいものとしては、タカ目からハヤブサ類が分離され、新たにハヤブサ目となり、しかもスズメ目の前に配列されるなど、まずは頭の切り替えが必要な内容です。今回はとりあえず第1報として、順次続報をアップしていきます。
【新しい配列順序】キジ目・カモ目・カイツブリ目・ネッタイチョウ目・サケイ目・ハト目・アビ目・ミズナギドリ目・コウノトリ目・カツオドリ目・ペリカン目・ツル目・ノガン目・カッコウ目・ヨタカ目・アマツバメ目・チドリ目・タカ目・フクロウ目・サイチョウ目・ブッポウソウ目・キツツキ目・ハヤブサ目・スズメ目

2012年10月10日水曜日

ヤマガラにご注目!近況をお知らせください

  

都市鳥研究会ホームページの「都市鳥最新情報」を見ていたら、今秋はヤマガラが各地に姿を現しているとか。そういえば、9月の明治神宮での調査でも、新宿御苑での探鳥でも、東久留米の黒目川沿いの探索でも、やけにヤマガラの声や姿を見たことに気づきました。皆さんのフィールドではいかがですか。
ヤマガラの生息分布は、繁殖期を含めて都内で広がっていることは、以前から指摘されています。要チェックの変化と思われます。今秋の状況とともに近況をお知らせください。(川内 博)

2012年9月19日水曜日

イソヒヨドリにご注目・ビルヒヨドリ増加中!

  
日本野鳥の会東京の事務所に、八王子・日野カワセミ会の会誌『かわせみ』第49巻が贈られてきました。今号のトップは「イソヒヨドリが八王子などの内陸への繁殖分布拡大中」というもので、海から40km以上内陸にある東京都八王子市内での繁殖が活発化していること、そして、内陸部への進出が全国的であるということが報告されています。 
イソヒヨドリは漢字では「磯鵯」と書き、日本では岩場の多い海岸線に生息する鳥というイメージですが、台湾やユーラシア大陸では以前から、とくに水辺に近いということはなく、遠く離れた森のなかや、2000m以上の山地にも生息していることが知られています。 
今回の調査結果を会長の粕谷和夫さんが、9月15~17日にかけて、東京大学で開かれた日本鳥学会大会でポスター発表をされていました〔写真〕。同じような現象は、北海道から沖縄まで見られているようで、新しい情報も多く、全国規模の調査へと発展しそうな状況です。 
ところで、インターネットを見ていたら、「ビルヒヨドリ」ということばが出ていました。天然の磯という岩場から、人工のビルという岩場へ移りすみつつあるこの鳥の新称としてピッタリか!? (川内 博)

2012年9月8日土曜日

紹介・ハチクマの渡りをWebで生中継

  
我孫子市鳥の博物館からのお知らせを紹介します。               こんばんは、鳥の博物館の時田です。今日はみなさんに秋の鳥の渡りを楽しんでいただこうというお知らせです。わたくしたちは長年ハチクマの衛星追跡をとおしてハチクマの渡り経路、越冬地を解明してきました。往復2万キロのハチクマの渡り、その驚きや喜びをみなさんと分かち合おうと、公開プロジェクトとして公開します。 このプロジェクトは、衛星追跡による渡りの状況をウェブ上で一般公開し、国内外の多くの人に見てもらうことによって、鳥の渡りや自然の仕組についての理解を深めてもらうことが目的です。まだハチクマは装着地である青森県内、山形県内におりますが、9月中下旬からこれらの繁殖地を出発し、近畿、中国、九州各地方を経て東シナ海を渡り、中国大陸に入ったのち、南下して東南アジア方面に渡る様子をリアルタイムでWebでご覧になれます。到着時期は、11月中~下旬と予想されます。ぜひご覧下さい。 ハチクマ渡り公開プロジェクトのURLはhttp://hachi.sfc.keio.ac.jp/