2013年9月27日金曜日

新シリーズ・野鳥写真講座のご案内・11月~2月

  
日本野鳥の会東京では、マナーを重視した野鳥写真講座を開いています。前回までは、“重い(数㎏)”“高い(数十万円)”の一眼レフカメラでの撮影をおもな対象としていましたが、今回は、重さは600g前後・価格は4万円程度ながら“手持ちで1000OK”・“近接0~1㎝・花も虫もOK”・“画質も十分”という夢のような撮影が一台でできる「超高倍率ズームコンパクトカメラ」〔写真〕をおもな対象とします。この種のカメラを愛用しているK氏によると、「散歩のお伴に肩にさげて、何か撮れそうなものがあったらパチリ」で、『ユリカモメ』の表紙を飾ったこともあるそうです。受講料は会員外の方は2倍に設定されていますので、まず会員〔年会費3500円〕になってから申し込むのが得策です。

★ 野鳥写真講座:1回・79時・新宿にて

講師吉田 氏:当会会員・(社)日本写真協会会員・講師歴任
  ・野鳥図鑑など執筆
開講日時:第1回(1113日)第2回(124日)第3回(18日)  第4回(28日雨天の場合216日・野外での実技指導) ;いずれも水曜日夜7~9時/第4回は土/日、都内の公園・昼
会場:日本野鳥の会東京・事務所〔新宿区新宿51816       新宿伊藤ビル3階〕
募集人員:先着20名程度 受講料:会員5000円、会員外10000
受講申込み:往復ハガキで;氏名(ふりがな)・住所・電話番号・Eメール・会員/会員外を明記し、1031日までに、下記に送付してください。1600022 新宿区新宿51816 新宿伊藤ビル3階 日本野鳥の会東京・HP係


2013年9月19日木曜日

奇形くちばしのハシブトガラス・城北中央公園で発見

  

写真のように、くちばしが奇妙に曲がったハシブトガラスが、東京都板橋区と練馬区にまたがった都立城北中央公園で観察・撮影されました〔写真〕。発見者は野鳥写真家の土橋信夫氏で、今年の92日、久しぶりに同園を訪れた際見かけたとのこと。全体的なようす、口内の色などから、今年生まれの若鳥ではなく成鳥のようです。このくちばしで餌をどうとっているのか心配ですが、生ごみを漁る、人からの給餌をうけるなど、何らかの形で人間との関わりがあると思われます。
ところで、くちばしの奇形というと、『バードリサーチニュース Vol2 No.3』(20053月号)での、林吉彦氏のレポート「気になる野鳥のくちばし奇形」やインターネット上にアップされている「アラスカで急増する鳥のくちばしの奇形の謎」が浮かび上がってきます。
とともに、おなじような奇形くちばしカラスを、私自身つい最近(917日)、名古屋で見かけました。こちらはハシボソガラスですが、奇形の状態は東京のものに似ています。詳しくは、都市鳥研究会のHPにちかく報告しますので、そちらをご覧ください。

城北中央公園のカラスは、今のところ、その前後の状況はまったくわかっていません。以前をご存知の方、その後観察された方は御一報ください。(川内 博)

2013年8月31日土曜日

スズメのねぐらを記録しよう

  

















夏の終わりから秋口にかけて、スズメの若鳥を中心としたねぐら(塒)が各地にできます。住宅街の庭木や屋敷の防風林にということもありますが、最近は駅前のロータリーの並木や大型スーパーの駐車場、大きな団地の入口や小公園など、けっこう人通りの多いところで見かけます。その場合は、数はそう多くなく、数十羽~数百羽といったところではないでしょうか。
どんなところに、いつからいつまで、何羽くらいねぐらをとったか、ぜひ記録してご報告ください。
同じような場所に、ムクドリが大群でねぐらをとることがあり、こちらは鳴声による騒音と糞・抜け羽などで嫌われ、社会問題となることがあります。しかし、スズメの方は、鳴声の騒音度は1/10以下で、糞のサイズも小さく固いので、トラブルになることはほとんどないようです。
しかし、秋雨と嵐で一夜にして、多数が落鳥することもよくあります。もし、そんな現場を見かけたら、これもお知らせください。                                                                                        〔日本野鳥の会東京・研究部〕

2013年8月13日火曜日

『銀座のツバメ』の本が出版されました

  
日本野鳥の会東京元幹事の金子凱彦さんが、フィールドとしている東京・銀座での30年来の観察記録を一冊の本にまとめ、この7月に上梓され、本会に寄贈されました。〔写真〕
ツバメは当研究部でもいつも注目している鳥のひとつで、今年からはJR中央線・東京駅~高尾駅間の「駅ツバメ」を調べていますが、金子さんは勤務先だった銀座でのツバメの繁殖を40年間見続けられてきました。
“銀座とツバメ”といってピンとくる人は相当年配の人でしょう。中年以下の方と年配者ではタイトルの意味の取り方が違っているかもと思いながら、どんな展開になるのか楽しみに読み進んでいます。表紙や巻頭のツバメ撮影の第一人者・佐藤信敏氏のシャープなカラー写真も見ものです。                      
金子凱彦著 『銀座のツバメ』
        四六版188ページ・1500円(税別) 学芸みらい社刊

全国の書店やアマゾン他のネット書店で購入できます。

2013年8月5日月曜日

日本野鳥の会東京・研究部8月例会のご案内

  

 今月83日、練馬区西大泉に隣接した、埼玉県新座市片山2丁目でのこと。前原橋通りに面した農家のマツの木のまわりの半径10m程度の場所を、10羽以上のツバメが地上3~5mあたりの低空を行き来していました。食べ物を求めて飛び回っていると思われましたが、1323分から見始めたその飛行は1時間を過ぎても続き、折り返しのたびに「ツバメ返し」をしていました。その姿を広角レンズで撮り、拡大したのが上記の写真。1枚くらいバッチリしたものが撮れればと100回以上シャッターを押しましたが、期待していたものからは「イマイチ」。それにしても、1時間以上狭い範囲で飛行する光景を見るのは初めての体験。      (川内博)

 そんな話を含めて、今年の繁殖のようすを語り合う、日本野鳥の会東京・研究部8月例会を下記のように開催します。初めての方は、下記()にご連絡ください。          
【日 時】201389日(金)午後630分開場、7時~9
【会 場】日本野鳥の会東京・事務所
           〔新宿区新宿51816 新宿伊藤ビル3階〕
【内 容】JR中央線各駅停車・ツバメの繁殖調査、ツミ・チョウゲンボウ・アオバズクの繁殖調査状況、東京港中央防波堤での繁殖状況、その他今夏の繁殖状況報告、オオタカについての討論など。
参加申し込み・参加費不要。初めて参加の方は、当日の午後6時~7時の間で、会場の近くから電話をください。 場所を案内します。電話番号:0352735141

2013年7月29日月曜日

ツミの繁殖・その生態をご報告ください

  

今年の日本野鳥の会東京・研究部の繁殖期調査のひとつは猛禽・ツミの繁殖生態解明。各地で観察が続けられていますが、多摩地区のある場所ではカラスなどの繁殖妨害で営巣時期が遅くなったペアが、巣立ちまでの最終段階に入っています。
ヒナは3羽、1羽が大きく、2羽はそれより小さめですが元気です。最近は雄から雌への獲物の受け渡しが、巣から離れた電線の上で行われていて、そのようすを遠くからでも見ることができるようになりました。
この日は、行動の全容が見られるような場所で観察していると、そこから100m以上離れた携帯電話用のアンテナで出張っていた雄が、小さめの獲物を捕らえて飛んでいる姿を見かけました。近くの電線に止まってさかんに羽根をむしっている姿を撮っていたら、雄が尾を立てた〔写真〕直後雌が飛んできて、一瞬のうちに獲物の持ち主が入れ替わりました。
捕えられた小鳥は、拾った羽根などからメジロとわかりました。

ツミが繁殖をはじめて30年近くになり、その間多少の波はあったようですが、営巣はますます増えています。ぜひフィールドでの観察記録をお送りください。                  (川内 博)

2013年7月10日水曜日

紹介・府中野鳥クラブ『府中市域の野鳥たちⅢ』を発行

  
東京都府中市で野鳥の観察・調査、保護・普及活動を続けている「府中野鳥クラブ」から、その創立30年を記念し『府中市域の野鳥たちⅢ-30年間の記録』が発行されました。同書は2003年に、創立20周年記念として出された『府中市域の野鳥たち』(A4判・125pp.)、2009年の『府中市域の野鳥たちⅡ 2002~2007年度 特集号』(A4判・66pp.)に続くものです。
府中市は東京都の中ほどで、多摩川の北側に位置し、動植物の地域区分では「北多摩」に属しています。同書のⅠとⅡは、本年3月に出版された『レッドデータブック東京2013』(東京都環境局)で、重要な文献として活用されています。
今回の発行にあたっては、巻頭には地域の特徴を示した7ページのカラー写真が配され、1982年度~2011年度までの府中市域の鳥類目録がまとめられています。また、多摩川、多磨霊園、武蔵野公園などの調査記録も収録され、多摩川に接する多摩地域の貴重なデータ集となっています。入手希望の方は予備(送料込11080円)があるとのことですので、下記にご連絡ください。
<問い合わせ先>〒1830012 府中市押立町5-13-33  堅山總二
        FAX042-486-9492
        E-mailkisekireiqj8.so-net.ne.jp

<振込先 ゆうちょ銀行> 【記号】10070 【番号】21598171