一つはこれまで“亜種オガサワラカワラヒワ”だったのが「オガサワラカワラヒワ」という独立種になったこと。この小鳥が棲んでいる場所は、東京本土から南に1000㎞離れた、太平洋上の小笠原。かつては各島にふつうに生息していたとのことですが、近年激減し、母島とその属島および硫黄列島でしか生息せず、個体数は200羽程度ではないかとされています。そのため「絶滅危惧ⅠA類」とされています。この鳥の幼鳥の写真が『ユリカモメ』2010年11月号の表紙に登場しています(三間久豊氏・同年7月7日母島で撮影)【写真左】 もう一つは、“亜種リュウキュウサンショウクイ”が「リュウキュウサンショウクイ」と独立種になったこと。今年、八王子市内でその営巣が観察され、その報告が『ユリカモメ』2024年10・11月号の研究部レポートに載っています。 〔研究部・川内〕
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