2020年10月8日木曜日

「タカ ハヤブサ フクロウ ~荒川流域の猛禽類~」展を見て来ました

           

埼玉県大里郡寄居町の荒川沿いにある、県立川の博物館の秋期企画展「タカ ハヤブサ フクロウ ~荒川流域の猛禽類~」に行ってきました。博物館は東武東上線鉢形駅から徒歩20分。

埼玉県で記録されている猛禽類はミサゴ科1種・タカ科15種・フクロウ科6種・ハヤブサ科5種とのこと。展示では荒川の上流の山地、中流の丘陵地・台地、下流の低地・都市部で見られる猛禽類の生活をはく製や写真などとともにわかりやすく展示してありました。また、ライバル(カラスやサギ)や獲物、他の県で見られる猛禽も紹介してあり、北方系のオジロワシやオオワシの記録もあるとのことでした。入館料は410円。〔会期926日~1123日〕

人々と猛禽類の関係の展示では、同館所蔵の江戸後期の大名鷹狩絵巻があり、1115日(日)の午後には「放鷹観察会」が予定され、また、1114日(土)には学芸員による展示解説が行われるとのことです。スロープの鳥の写真展につられて進むと、昔の筏や船の運送や、水車の利用、洪水対策の水蔵などの展示もあり興味深く見てきました(来年の27日まで展示)。

見終わった後に、外に作られた荒川大模型で解説文や地名・橋名を見ながら歩くと鳥の目になった気分を味わえました。(川内桂子)

 

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