すっかり秋色をおびた東京・港区の自然教育園〔写真〕。3年間のセンサス調査の結果を『自然教育園報告』第47号に報告を終え、今年は次号への執筆準備で月1回の探査を続けています。11月17日(木)午前中2時間で園内を一周してきました。
目立つ鳥はヒヨドリ。園内の全域に高い密度で生息していました。次いでメジロとハシブトガラスといったところです。冬鳥としては、シロハラ・ツグミ・ウグイス・シメ・アオジ・クロジ・ジョウビタキ・カケス・ホシハジロと9種を記録しました。また、今まで鳥影がなく寂しかった「水鳥の沼」にもカルガモ20羽が飛来し、ちょっぴりにぎやかになっていました。
ところで、一番の収穫はアオゲラの生息です。今日は声での確認だけでしたが、今後定着するのか否か興味あるところです。他の緑地はどうでしょうか。 (川内 博)
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