2011年5月26日木曜日

日比谷公園のスズメ調査・昨年とほぼ同じ数

           

昨年5月15日(土)に第1回を開催した、東京・日比谷公園でのスズメ調査探鳥会。今年も同じ時期の5月14日(土)に同じ時刻・コースで2回目の探鳥会を実施しました。結果は、昨年が115羽だったのに対し、今年は106羽とほとんど同じといえるものでした。一方、同時にカウントしているネコは、前回が12匹だったのに対し、今回は6匹と半減。ただし、本当に減ったか否かについてはこれだけでは不明。
ところで、今回のトピックはキビタキとの出会い。この時期には同じ夏鳥のセンダイムシクイやオオルリ、サンショウクイなども、都心の緑地で出会えることがあります。今年は季節が1~2週間遅いようで、例年4月中下旬がピークなのに対し、やや後ろにずれているようで、バードウィークに素敵なキビタキの囀りと美しい姿が見られたというわけです。〔写真:川内博氏提供〕
探鳥会解散後は、有志でスズメの営巣場所捜しを実施し、交通標識や照明塔の穴、建物の屋根の下の穴など、人工物に営巣する事例を観察しました。中からはヒナの声が聞こえ、親鳥がさかんに餌運びをしていました。

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