2010年9月22日水曜日

第3回東京の鳥シンポジウム・11月4日(木)夜に開催

           

毎年11月に日本野鳥の会東京・室内例会として開催しているシンポジウム。今回は「東京都産鳥類目録」作成の一環として2年前から続けている『東京の鳥』の最終回として、伊豆・小笠原諸島に焦点をあて実施します。サブタイトルは「東京の島の鳥たち―伊豆・小笠原諸島の固有種に注目しよう」。パネリストは川内博・東京都産鳥類目録作成委員長、中村一也・日本野鳥の会東京代表、山本裕・㈶日本野鳥の会自然保護室の3人。
前半では、この2年で、対象地域のほとんどの有人島を繁殖期に踏査した川内氏が最新の伊豆諸島情報を。次いで、母島観光協会主催の探鳥会講師として活動している中村氏が小笠原の近況を。そして、三宅島・アカコッコ館に長年勤め、伊豆諸島の鳥について第一人者の山本氏には海鳥の生息状況を中心に、また、最近日本野鳥の会がバードライフと組んで展開を始めた「マリーンIBA」(海の重要野鳥生息地)について、概要を話していただきます。
今回のメインイベントは後半。パネリストと参加者一体で、アカコッコやイイジマムシクイ、メグロ〔写真〕、カンムリウミスズメなど、世界的に貴重な固有種について、その野鳥の会東京として、その保護活動について話し合う予定です。詳細が決まりましたら、『ユリカモメ』およびこのHPでおしらせします。まずは11月4日夜にチェックを入れておいてください。
【日時】2010年11月4日(木)午後6時~9時 【会場】東京都渋谷区立千駄ヶ谷区民会館1階・会議室 【定員】先着60名 【参加費】300円

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