2010年7月14日水曜日

「新・東京みやげ」のご紹介

           

地方などに行く時、ちょっとお礼がしたい時、重宝するものを見つけました。『東京の自然図鑑』(正式タイトルは、「緑と水のひろば 東京の自然図鑑 合本」)。表紙の写真同様、中身はオールカラーで、内容は植物編と動物編に分かれ、「百年間の東京のコケたち」「東京のドングリの木」や「東洋のガラパゴスの鳥 メグロに会う」「都市蝶 都会に生きる小さな命の輝き」、なかには「コブナグサと八丈島の黄八丈」とか「鳥の舞飛ぶ江戸」などのタイトルが並び、全ページ東京の生き物が自然環境・社会環境とのかかわりあいを含め、いろいろな立場・見方からわかるようになっています。ほとんどが見開きでの紹介ですので、レベル的にはそれぞれの入門の初歩程度ですが、きれいな写真満載で、だれでも楽しめるようにできています。
この本は、㈶東京都公園協会の情報誌「緑と水のひろば」21号~55号(2000~2009年)に掲載されている『東京の自然図鑑』の部分を合本したもの〔B5判・127ページ・2009年3月発行、900円〕。メール便を使えば80円で全国に送ることもできます。ただ問題なのは入手方法。現在手に入れられるのは、新宿歌舞伎町にある、協会の事務所(℡03-3232-3014)と日比谷公園内の日比谷グリーンサロンに隣接した「緑と水」の市民カレッジ(祝・日曜日休館)の2か所だけ(岩崎庭園でもいう話はあるが未確認)。
東京だけの生き物を取り扱ったこの手の本がなく、また手に入り難いものなので、格好の「みやげ」になるのではないでは。

1 件のコメント:

wakaba さんのコメント...

「東京の自然図鑑」を読みました。東京の自然を紹介するのに、とてもよい本だと思います。公園協会のオンラインショップで買えるようになりましたので便利です。「公園に行こう」で検索してください。私は日比谷公園に買いに行きましたが、心字池で、ササゴイ、ゴイサギ、アオサギ、カワセミを見ました。買い物ついでの鳥見も楽しいです。