2020年6月30日火曜日

夏鳥の繁殖は今・・・コアジサシの繁殖状況をお知らせください

           

コロナ禍のなか、興味深い話を耳にしました。川の中州や海岸の砂浜、埋立地などで繁殖する夏鳥のコアジサシ(若鳥)【写真・川内 博氏撮影】が、休業中の企業やテーマパークの駐車場で営巣しているとのこと。コアジサシが駐車場で営巣することは以前から知られていて、人や車が来ない、ジャリや小石が敷き詰められて、草木が生えていない裸地は、本来の営巣地に似ていて営巣可能な場所だからです。
東京都内の営巣地は、かつては東京湾岸の埋立地地、多摩川の中州などいろいろ知られていましたが、埋立地には建物が建ち、未利用の場所は草木で覆われて、広い裸地を好むこの鳥は繁殖できなくなっています。
現在知られている営巣地は、大田区大森の森ケ崎の水再生センターの屋上と中央防波堤埋立地、葛西海浜公園などです。今年は“臨時”で適地が増えた可能性があります。具体的な観察例がありましたらお知らせください。 E-mailoffice@yacho-tokyo.org <コアジサシ係> 
                (日本野鳥の会東京・研究部)

1 件のコメント:

Alasco López さんのコメント...

なんて美しい鳥でしょう。
鳥の写真をもっと見たいのなら、私のブログを共有します。

https://avesdecordobayargentina.blogspot.com