2017年4月30日日曜日

東京都鳥類繁殖分布調査・5月1日より現地調査

           

51日から東京都鳥類繁殖分布調査の現地調査が始まります。1970年代・1990年代に続き、3回目の調査ということになります。今回の調査の第一の特徴は“民活”です。東京都全域の調査をNGOの力で実施できるとは、以前は考えられませんでした。今回は東京都からの要請ではなく、鳥の団体が独自に企画し、民間の助成資金を獲得しての実施です。

今回の特徴の第二は「島しょ部の調査」です。この調査は今まで本土部だけでしたが、今回は伊豆諸島の9つの有人島の全メッシュを調査するということです。全島での繁殖調査となると、約半世紀前の1970年代の樋口広芳氏の記録以来となります。さらに小笠原諸島でも現地の研究者・ナチュラリストが立ち上がり、同時並行で調査をすることになりました。415日と22日の夜に「島しょ部調査・決起集会!」が、日本野鳥の会東京の事務所で開かれ、30名以上の調査者が集まりました。〔写真〕
詳しくはホームページを http://www.bird-research.jp/

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