2009年3月22日日曜日

冬鳥の終認(しゅうにん)記録をとろう

           

ここのところ荒川の彩湖に何度か訪れています。ヨシガモが近くに見られます(写真)。天気の良い日などには、独特のディスプレイなども観察でき、ヨシガモ・ウオッチのポイントのひとつ。また、この湖のセールスポイントであるカンムリカイツブリはほとんどが夏羽に換わっていて、以前の「白い鳥」から黒っぽい鳥に変身しています。また、オオバンが200羽程度越冬していて、群れで岸辺に上がって、ゆっくり採食している姿も見ものです。
これらの冬鳥たちは、間もなくこの地を去って行くでしょう。いつ姿を消したか、それを「終認」といい、その正確な日を知ることはけっこう難しいものです。なぜなら、いつも観察しておかなければならないからです。
今年の冬は、オオハクチョウが飛来したり、ヒクイナが越冬したり、オオコノハズクが長期滞在したりと、ギャラリーが押し寄せるような話題が続きました。3月下旬から4月いっぱいは、冬鳥と夏鳥の交替時期、鳥たちの動きにご注意を。(川内博)

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