2010年10月25日月曜日

11月4日・第3回東京の鳥シンポジウムへのご案内

           

東京の鳥シンポジウムの最終回は「島」。前半部は伊豆諸島や小笠原父島・母島の現状報告、海鳥の現況および新たに始まっている海を対象とした「マリーンIBA」の紹介など。後半部は伊豆・小笠原の重要性とこれからの活動について、パネリスト・参加者が一堂に会して話し合いたいと考えています。
野鳥の会東京は、来年から自然保護・環境保全活動に力を入れていく予定です。その第一弾として、アカコッコの保護研究の準備が進められています。アカコッコ〔写真・牛久正治氏提供〕は探鳥地の三宅島や八丈島へ行けばごく普通に出会えますが、歴史的に見ればその数は減少の一途です。とくに三宅島ではイタチの導入や今回の火山活動の後にはとくに激減といわれています。「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」では一昨年春に一斉調査をし、4392羽が生息しているという推定が出されました。来春はこの調査に呼応して、野鳥の会東京では八丈島でなどという企画も持ち上がっています。
いずれにしても、都内最大級の自然保護団体の当会としての保護研究の始動へ、ぜひ参加して、多面的にご意見をいただければと願っています。

日時:2010年11月4日(木)午後6時開場、6時30分~9時 
会場:渋谷区立千駄ヶ谷区民会館・1階会議室(定員先着順60名)
参加費:300円  担当:川沢祥三・川端一彦・井守美穂・辻田記子

【前半部:基調報告】
1.伊豆諸島の陸鳥の現況 川内 博氏(東京都産鳥類目録作成委員長)
2.小笠原群島父島・母島の陸鳥 中村一也氏(日本野鳥の会東京代表)
3.伊豆・小笠原の海鳥~マリーンIBA選定への取組み 山本裕氏
                      (財・日本野鳥の会自然保護室)

【後半部:パネル・ディスカッション】
テーマ:日本野鳥の会東京が始めるアカコッコの保護研究

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