大型ツグミ類としてはシロハラの姿や声は、23区内の緑地でもよく見聞きしますが今冬はどうでしょうか。かつては冬鳥として普通種だったアカハラの減少は続いているようです。都心の緑も通過していくマミチャジナイは、秋にそれらしい声を聞きましたが、姿は確認できませんでした。越冬はしていないのでしょうか。数は少ないのですが、トラツグミ【写真・川内博氏撮影】も限定された場所で少数越冬しているようです。
一方小型のツグミ類、日本鳥類目録第8版では「ヒタキ科」として復活しましたが、ジョウビタキは10月末ごろから目立ちました。ルリビタキはいかがでしょうか。ここのところ姿が少なくなったような気がしますが。都内某所でオジロビタキがという噂も聞きますが。
彼らがいなくなった春に、それらの情報を、場所・年月日・報告者の氏名を記して、研究部あてお知らせください。
〔日本野鳥の会東京・研究部〕