2009年10月17日土曜日

第2回東京の鳥シンポジウムへのご案内

           

                              クマタカ (山口孝氏撮影)
 
昨年に引き続き、第2回の「東京の鳥」シンポジウムを開催します。今回は東京都に関係するレッド・データ・ブック(RDB)の鳥たちを取り上げ、その現状と保護・対策などを考えたいと思っています。

           《どなたでも参加できます》

【タイトル】 第2回東京の鳥シンポジウム
            東京都のRDB・今われわれのできること

【パネリスト】
      青山一彦 ・ 東京都環境局自然環境部計画課係長
      金井 裕 ・ ㈶日本野鳥の会主席研究員
      川内 博 ・ 日本野鳥の会東京支部研究部長

【基調講演】
      1.緑の東京10年プロジェクト ; 青山一彦氏
      2.日本のRDBの現状 ; 金井 裕氏
      3.「レッドリスト・東京」の鳥たち ; 川内 博氏

【現地報告】
      1.森ヶ崎のコアジサシ ; 北村 亘氏
                      (東京大学大学院・農・生物多様性)
      2.西多摩の猛禽類 ; 御手洗 望氏・山口 孝氏
                      (青梅自然誌研究グループ)

【パネルディスカッション】 今われわれは何ができるか

 シンポジウムの全体の流れは、前半部では、それぞれの立場の人から、今何をやっているのか、どのようなことに力をいれているのかという講演を、また、後半部では、野外でレッドリストに挙げられている鳥たちに対して、どのようなことを実践しているかを話していただきます。そのうえで、パネリスト・報告者を交えて、参加者それぞれ、今何ができるかを考えていこうというものです。
 ちょっと硬めの内容になるかもしれませんが、東京湾岸で、西多摩の山中で、それぞれ希少鳥類に対して体をはって頑張っている人の話は聞きごたえのあり、貴重なものとなると思います。今回のシンポジウムは、日頃、野鳥たちのために、地域環境のために、何かをしたいと考えている人には、重要なヒントが得られるものとなるでしょう。
 
【日時】2009年11月4日(水)午後6時開場、6時15分~9時
【会場】渋谷区立千駄ヶ谷区民会館2階
【交通】JR山手線「原宿」、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」・
              同副都心線「北参道」から徒歩10分
【参加費】300円            【主催】日本野鳥の会東京支部                     

0 件のコメント: