2019年4月27日土曜日

野鳥の写真を撮って「記録」を残そう・・・写真展と写真講座の案内

  


野鳥の生態や行動、生息環境を記録する方法として「写真撮影」は有力な方法です。“野鳥写真”というとバズーカ砲のような巨大なレンズと重そうな三脚が必要と思っている方が多いようですが、双眼鏡とおなじように首にかけて持ち歩けるハンディなカメラ(超望遠コンパクトデジタルカメラ、通称「超望遠コンデジ」)で、しっかりした画像を残すことができます〔写真・浜離宮恩賜庭園庭園のカワセミ〕。

5月10日からのバードウィークに、東京・JR中央線阿佐ヶ谷駅近くの細田工務店【会場地図・杉並区阿佐谷南3-35-21】で、写真展「美しい野鳥の世界」と講演会「野鳥写真の楽しさ」が開かれます。〔主催:日本野鳥の会東京〕事前申し込み不要でどなたでも参加できます・無料
※野鳥写真に適したカメラは?という質問や、カメラは持っているがうまく使えないという方も愛機をもっておいでください。その場で解決します。

写 真 展510日(金)~516日(木)細田工務店1階ショールーム〔お店の開店時間展示〕
講 演 会5月12日(木)午後1230分開場、午後1時~3時 細田工務店2階会議室〔エレベーター有り〕




2019年4月8日月曜日

オナガの名所・日比谷公園・・・期間限定かもしれませんが

  

ここのところ東京都心部の緑地の調査を行っています。そんななかでオナガ〔写真〕の群を必ず見かけるのが都立日比谷公園(千代田区日比谷公園)。全国のバーダーが東京に出張に行ったとき、ついでに視たい鳥のひとつ。分布が関東地方を中心に限られているため、“佐賀に行ったらカササギを”とおなじように“どこに行ったら見られるの?”という質問をよく受けます。
そんな時、「下町の公園など、どこにでもいるんだけど」と答え、ただし“必ずではない”と付け加えます。たしかに都内のどこにでもいますが、「短時間で簡単に」となるとなかなか紹介できないものです。
“今春”にかぎっていえば、東京メトロ「日比谷」・「霞が関」・「桜田門」駅などから数分の日比谷公園にいけば、公園の北東部の「心字池」~「第一花壇」周辺で15羽程度の群れがいつも見られます。
日比谷通りを隔てれば、帝国ホテルや東京ミッドタウン日比谷、祝田通りを隔てて霞ヶ関の官庁街がそびえる間の緑地です。  (川内 博)