日本野鳥の会東京・研究部が1月11日(日)に東京23区を対象として、オオタカ・ノスリの一斉調査を呼びかけたのに対し、2月4日までに17区・25か所の緑地から報告が寄せられました。その結果、オオタカは6か所で計9羽、ノスリは5か所で計7羽が生息していたことがわかりました。対象地域には緑地が50か所以上ありますので、もっと生息していると思われ、2ケタの数が定着している可能性があります。
ところで、今回の調査で話題になったのは、オオタカがハトやカモ、サギなどを捕えて食べているのはよく見かけるが、ノスリ〔写真・高橋嘉明氏撮影〕は何を食べているの?ということでした。体が大きいためか、オオタカが食べているのを横取りする光景はしばしば見ますが、そんな生活をしているのか、独自の餌を調達しているのか興味あるところです。
今回の調査では、この2種以外にも、ハイタカ・ツミ・チュウヒ・チョウゲンボウ・ミサゴ・トビといった猛禽類が観察されています。トビ以外は生きた動物を捕える鳥ですので、東京23区にそれらを養える量の動物がいるということなります。
この調査は、今後もいろいろな形で継続しますので、参加できるときはぜひご協力ください。
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