9月22日(日)、2週間ぶりに東京都練馬・板橋区にある、都立光が丘公園を訪ねました。いつものぞいているバードサンクチュアリに隣接する池(鑑賞池)に立ち寄ると、オナガガモの雄が一羽泳いでいました。毎日来ている人の話ではこの鳥の初認(しょにん・冬鳥などが初めて飛来した日)のようでした。
いまの時期(繁殖期~秋)の雄のオナガガモは雌のような羽色で、エクリプス(eclipsc)という状態です。エクリプスはオシドリ・コガモ・ハシビロガモなどカモの多くに見られる現象で、雌雄の識別がむずかしい時期です。しかし、オナガガモの場合は、雄はくちばしの両側が青鉛色〔写真〕で、区別することができます。
ところで、エクリプスから非繁殖羽(美しい羽色)にはどのように変わっていくのか、連続写真を撮るとおもしろいのではないでしょうか。とともに、それを組み写真にして、日本野鳥の会東京・研究部あてに送ると、資料として、会誌『ユリカモメ』の裏表紙(カラーページ)に載せてくれるかもしれません。もっとも会員でないと採用されませんので、会員外の方は、まず入会してください。写真を撮って、ぜひ意義のある作品をご投稿ください。
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