関東平野に浮かぶ大きな『緑島』(りょくとう)のひとつが狭山丘陵。そのふところに位置するのが都立野山北・六道公園を擁する武蔵村山市。その地をフィールドにする「武蔵村山自然に学ぶ会」〔写真は同会会誌〕によって、新・東京都産鳥類目録・自治体編の武蔵村山産鳥類目録が完成され、CD-ROMの形で届けられました。
15目33科105種+外来種2種〔日本鳥類目録第6版による〕の生息状況が一覧表になっています。特徴としては、猛禽類のなかまが、タカ科7種・ハヤブサ科4種・フクロウ科4種と多いこと。逆に水鳥類が少ないこと。狭山丘陵であれば多摩湖がと思いがちですが、湖畔は東大和市・東村山市と埼玉県所沢市が接していて、武蔵村山市には大きな池や川はないことを、この目録は現しています。
15目33科105種+外来種2種〔日本鳥類目録第6版による〕の生息状況が一覧表になっています。特徴としては、猛禽類のなかまが、タカ科7種・ハヤブサ科4種・フクロウ科4種と多いこと。逆に水鳥類が少ないこと。狭山丘陵であれば多摩湖がと思いがちですが、湖畔は東大和市・東村山市と埼玉県所沢市が接していて、武蔵村山市には大きな池や川はないことを、この目録は現しています。
ところで、このCD-ROMに興味ある観察が報告されていました。「親が迎えに来るカッコウの巣立ち」というもので、1996年の記録。観察者は目録の担当者でもある古浦玲子さん。ここでは詳しく紹介できませんが、内容はタイトル通りです。興味ある方はご連絡ください。それにしても、その報告文の文頭に「カッコウの声を家の周りで聞かなくなって久しい」と記してありました。 最近、東京でカッコウが飛来する場所はどこでしょう。
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