11月12日、同じく定期センサスを続けている港区の自然教育園から、園内での観察情報として、常連の入園者から10月26日に園内で撮られたというイスカの写真が送られてきました【写真・イスカの雌雄・島田一氏撮影】。 全部が写っているカットで確認すると雄5羽・雌2羽、性別判定不能1羽の8羽でした。
イスカは北半球の北部に広く分布していますが、日本では少数飛来する冬鳥。東京本土部での記録は少なく、21世紀に入ってからは、2001年11月に青梅市御岳山で15羽、同年12月に檜原村三頭山で10羽、2002年1月に府中市多磨霊園で1羽、2004年11月に千代田区東御苑で5羽、御岳山では2007年・2008年11月に1羽と20羽、2010年11月1羽が記録されています。島しょ部を含め、都内でのイスカの未発表の記録がありましたら、研究部宛にお知らせください。 〔川内博〕
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