2016年3月19日土曜日

第2回・東京23区のオオタカ・ノスリ一斉調査の結果報告

           

35日(土)、東京下町にある綿商会館という、およそ野鳥関係者はまったく知らない会場で、以前に本ブログで紹介した『オオタカの希少種指定解除についての意見交換会』が、環境省主催で開かれました。約90名の参加があり、第1回の仙台での批判的な意見を受けてか、会場からの意見も聞くという内容になっていました。しかし、実質「セレモニー」は予想通りでした。
ところで、日本野鳥の会東京・研究部では、昨冬に引き続いて、「東京23区のオオタカ・ノスリ一斉調査」を実施しました。110日(日)の午前10時~12時の2時間限定で、東京23区内37カ所の緑地で、オオタカ・ノスリの個体数調査を行い、オオタカは13か所で19羽、ノスリ〔写真・川内 博氏撮影〕は7か所で10羽を記しました。そのほか、ハイタカ、ツミ、トビ、ミサゴ、ハヤブサ、チョウゲンボウが観察されました。前回は調査場所不足でしたが、今回は、主要な緑地の多くはカバーできましたので、相当高い精度だと思います。
それにしても、オオタカ「19羽」をどう考えるか、これから検討を加えていく予定です。詳しくは、検証後に発表します。


0 件のコメント: