2015年4月13日月曜日

「ツミ・シンポジウム」で“謎解き”しませんか

           

小型のタカ・ツミ〔写真・川内博氏撮影〕の、東京での繁殖が記録されてから30年経ちますが、未だにわからないことのひとつに“なぜ市街地で繁殖するの?”ということがあります。その場所で繁殖する第一の理由が「食べ物があるから」ということは自明の理です。しかし、彼らの主食である「スズメおよびスズメ大の小鳥」が市街地で増えたのでしょうか? また、彼らがもともと生息していた環境が悪くなったので「逃げ込んできた」ということもよくいわれますが、もともといた場所がどんなところかわかりませんが、“幻の鷹”とよばれ、かつては数例しか営巣例が知られていない鳥がなぜ、人間臭い“市街地”で好んで営巣するのか? さらに、これまでの調べでは、彼らは「山の中では営巣していない」ようです。彼らの生態には、さまざまな“謎”が秘められています。
同じハイタカ属のオオタカについては、プロ・アマの研究者・アセスメント関係者が長年調べていますが、ツミについては、今まであまり注目されてきませんでした。
もしかしたら「ツミ・シンポジウム」は日本で初めての集まりかもしれません。日曜日の午後、そんな謎解きに来ませんか。

【日 時】2015419日(日)開場1315分、1330分~16時まで
【会 場】渋谷区立千駄ヶ谷区民会館・会議室                                                 〔会場地図は、本ブログ324日付参照〕
【参加費】300円  【定 員】事前申し込み不要・先着70

【主 催】日本野鳥の会東京・NPO法人バードリサーチ・都市鳥研究会

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