東京湾最奥部・荒川と旧江戸川の間には「三枚洲(さんまいず)」という、広大な遠浅の海岸があり、水鳥を中心とした多種多様の鳥がたくさん生息していました。しかし1970~80年代に一帯が埋め立てられ、その代償のような形で、先端部に「葛西臨海公園」と「葛西海浜公園」が建設され、四半世紀を迎えようとしています。
このたび、当地における出現鳥類の目録『葛西鳥類目録-葛西臨海公園・葛西海浜公園の鳥 1994年~2013年(Ver.1)』(鈴木弘行、中村忠昌、川原章・光子作成)〔写真〕が、日本野鳥の会東京から発行されました。
A4判・20ページという小冊子ですが、20目57科252種が収録され、それぞれの生息状況が記されています。
この冊子は、2020年開催の「東京五輪のカヌー会場問題」解決に向けて一石を投じるという趣旨もあり、豊かな鳥類相を広く知ってもらうため、東京都・千葉県・神奈川県の東京湾岸に位置する自治体の図書館に寄贈されました。また、関心のある方のため、その一部が頒布されています。1冊300円で、その収益金は「野鳥の保護研究基金」となります。
【入手申込み】メール:office☆yacho-tokyo.org Fax:03-5273-5142 手紙:〒160‐0022 新宿区新宿5‐18‐16 新宿伊藤ビル3階などで、日本野鳥の会東京まで、希望部数・住所・氏名・電話番号明記で申込んでください。
※メールの場合、☆を@に直してお送りください。
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