東京港区の自然教育園では、1961(昭和36)年以来、10年ごとくらいに、園内のシジュウカラのテリトリー(なわばり)数が調査され、結果が公表されています。前回1999年から約10年後の2013(平成25)年春に、従来と同じ「テリトリーマッピング法」で調査され、その結果が『自然教育園報告』の№45に発表されました。
今回のテリトリー数は34個で、前回54個に比べるとだいぶ少ない結果でしたが、前記の調査初年度の37個と似たような数字でした。このような調査年による数の違いは、単純に環境変化の表れとは考えにくい面もあり、検討が必要です。
ところで、今回の結果は、さっそく同園のガイドブック『自然教育園ガイドブック』に「シジュウカラのなわばりの変化」〔図〕として紹介されています。 (川内博)
※ 今回の調査結果の詳細を知りたい方は、次のメールアドレスにご連絡ください。E-ail:hkawachi2dream★yahoo.co.jp〔★は@に変換してメールしてください〕
0 件のコメント:
コメントを投稿