日本野鳥の会東京では、〔公財〕日本野鳥の会が昨年から始めた「消えゆくツバメを守ろう・キャンペーン」に呼応し、都内でのツバメ調査を始めています。今年が初年度で、JR中央線の東京駅から高尾駅までの32駅(※1)およびその周辺でのツバメの営巣実態調査です。期間は5月~7月です。情報をお持ちの方や興味ある方は日本野鳥の会東京・ツバメ係あてに、メール・Fax・手紙などでご連絡ください。(※2)
人家に営巣し・子育ての一部始終を見せる野鳥として、また、稲の害虫を食べてくれる「益鳥」として、だれからも愛されているツバメですが、その姿は全国的に減少し続けています。
今回の調査では、JR中央線という、多くの人が利用する鉄道の駅を対象に、駅舎・ホーム・改札口から300m以内での営巣実態を調べようというもので、何年か連続して実施し、まとめていく予定です。対象種は、ツバメ〔写真〕のほか、イワツバメ・コシアカツバメ、そして生態がよく似ているヒメアマツバメです。
この調査は、日本野鳥の会のキャンペーンに連動しているほかに、都市鳥研究会やバードリサーチが実施している「駅ツバメ」調査や「道の駅」調査などともコラボしています。それらの調査については、それぞれのHPなどにアクセスしてみてください。
なお、本調査については、読売新聞の2013年5月17日朝刊・都内版で紹介されています。
(※1)東京・神田・御茶ノ水・水道橋・飯田橋・市ヶ谷・四ツ谷・信濃町・千駄ヶ谷・代々木・新宿・大久保・東中野・中野・高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪・吉祥寺・三鷹・武蔵境・東小金井・武蔵小金井・国分寺・西国分寺・国立・立川・日野・豊田・八王子・西八王子・高尾の32駅
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