東京湾奥部では珍しいオオハム1羽を観察しました〔写真〕。場所は、中央防波堤・新海面埋立地を囲む岸壁の外側30mほどの海水面です。日時は、年が改まって初めてのカウント調査を行いました1月6日(日)、時間は午前11時ごろ。
中央防波堤を中心に形成されている埋立地群周辺海域で初の記録となりました。
当該水域の周辺には作業船が係留され、幾つかの構築物等があるためか、カモメ類やオオバン、カモ類がよく集まる一角で、このときはシノリガモ♀も同時に観察することができました。観察者は、川内博、大塚豊、佐藤松範、小笠剛裕、宮崎雅子、川内桂子の各氏ならびに私の7名です。(同地には、調査のために許可を得て立入っています)
なお、当地での最近の記録で、東京湾奥部では滅多に見ることのない海鳥の記録は、次の事例があります。
オオミズナギドリ 14羽 2011年10月16日、シノリガモ ♂1羽、2012年3月4日~4月22日(写真あり)、シノリガモ ♂1羽 2012年11月25日、ヒメウ 幼1羽 2012年11月25日(写真あり)、シノリガモ ♀1羽 2013月1月6日(写真あり) 〔三間久豊〕
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