2010年9月24日金曜日

今年の日本鳥学会大会から・1 ところ変われば

           

日本鳥学会2010年度大会が9月18日~20日、千葉の東邦大学習志野キャンパスで開催されました。口頭発表51件が3日がかりで、A・B 2つの教室にわかれ同時進行で、また、午後からは2日にわたり112件のポスター発表がありました。さらに、夜は自由集会が11件企画され、最終日の午後には公開シンポジウム「海鳥集団繁殖地の復元」が開かれるという盛りだくさんの内容で、参加者も500名を超えたことは確実。日本鳥学会は2年後には100周年を迎え、東京大学で記念行事、国立科学博物館では関連の展示会が催される予定とか。また、2014年には念願のIOC(国際鳥学会議)が東京・立教大学を会場に、初めて我が国で開かれることが決定したと披露がありました。いま日本鳥学会には活きのいい若者がいっぱい。これからが楽しみといったところです。
ところで、ポスター発表「琵琶湖のヨシ群落で繁殖する鳥類の最近30年間の変遷」の前で関係者と生息する鳥の増減の原因などを話し合っているうち、オオバンについて、私が日ごろ見ている荒川・彩湖(埼玉県戸田市ほか)と琵琶湖ではその行動が違うことが判明。彩湖では、数十羽が群れで岸に上がって、芝生地や草地で採食している〔写真〕のが普通なのに、琵琶湖一帯では、まず岸に上がることがないとのこと。それは琵琶湖に限らず関西地方では常識とのこと。同じ鳥が東西でそんな違いがあるとはまか不思議。その理由はなんでしょう。また、東京や関東一円での行動はどうでしょうか。「ところ変われば」興味あるところです。(川内 博)

2 件のコメント:

phyllon さんのコメント...

茨城県の北浦のハクチョウの餌付け場で、以前、オオバンが陸地に上がって採食しているのを見たことがあり、珍しいと思った記憶があります。このように人工的にえさを与えている場所では関東でも陸地に上がると思いますが、関東で陸地に多数のオオバンが上がっているのは私も見たことがありません。不思議だと思いました。なぜ、西日本ではこのようになるのでしょうか?
             渡部

phyllon さんのコメント...

すみません。まるっきり勘違いしていました。彩湖では陸地に上がっていて、琵琶湖では上がっていないのですね。

関東でも私は先ほどの投稿の通り、北浦でしか多数のオオバンが陸上に上がっているのを見た記憶がありません。彩湖には数年前まではたまに行っていましたが、そのような光景を見た記憶がありません。昔は上がっていなかったということはないでしょうか?餌やりと関係があるということはないのでしょうか?
            渡部