2009年12月7日月曜日

珍鳥コヒバリの観察・中央防波堤埋立地にて

           

埋立地や河口など、一見荒れた乾燥地のような場所で見られるコヒバリを、東京港のゴミの最終処分場・中央防波堤埋立地で観察・撮影しましたので報告します〔写真〕。東京でのコヒバリの記録は、1987年11月・江戸川区江戸川河川敷と1998年2‐3月・同じ中央防波堤埋立地に続く3例目と思われます。
観察日は2009年11月29日午前9:50~55の間で7羽の群。雌雄・成幼鳥の区別は不明です。場所は東京都江東区地先、中央防波堤外側埋立地新海面処分場Bブロック。付近は建設残土による埋め立て地区で、沼地に隣接する乾燥した裸地。観察者は三間久豊・小笠剛裕・宮崎雅子です。付近にはヒバリ、タヒバリ、ハクセキレイなどが、また、沼地ではイソシギ、カイツブリ、コガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、マガモなどを見かけました。12月6日にも同地の調査に行きましたが観察できませんでした。なお、同地への立入りは許可が必要ですので、誰でも行けるわけではありませんので念のため。                                         (三間久豊)

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