東京都のレッドデータブック(レッドリストの解説本)が、2013・2014年に発行されています(※)。日本野鳥の会東京では、機関誌『ユリカモメ』に、会員で、日本ワイルドライフアート協会役員の大室 清さんの絵、レッドリストの専門部会委員の解説で、代表的な鳥を紹介することになりました。1月号裏表紙に、第1回「森の王者 クマタカ」〔絵〕が載りました。
東京でのクマタカの生態は、まだ詳しくは調べられていませんが、多摩クマタカ生態調査チームのメンバーなどによって、少しずつわかってきました。その中で、奥多摩を中心に、繁殖のようすが明らかにされています。
クマタカは全国に分布し、それぞれの地域で、その環境にあった生活をしていることが知られています。東京のクマタカはどんな特徴があるのか、興味のあるところです。次回は伊豆諸島のタネコマドリの予定。
※ レッドデータブック2013(本土部編)、レッドデータブック2014(島しょ部編)は、東京都庁・第一本庁舎3階・都民情報ルームで販売しています。それぞれ3160円・1630円。
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