2008年12月22日月曜日

『東京都内にカワセミは何羽いるの?』調査お知らせ

           

 一時は“まぼろしの鳥”とまでいわれたカワセミが、東京都内で完全復活して約10年。いまでは、都心部の水辺でもけっこうその美しい姿を見ることができるようになりました。 日本野鳥の会東京支部では、毎冬、都内全域を対象に野鳥の生息調査(越冬鳥調査)をおこなっています。来年(2009年)も1月3日(土)~1月18日(日)の約2週間で、150か所程度で実施を予定しています。その中で、今回初めての試みとして、1月11日(日)に、だれでも(鳥の知識がなくても)参加できる調査、『東京都内にカワセミは何羽いるの?』を企画しています。
カワセミは『水辺の宝石』ともいわれますが、実は宝石・ヒスイの名は、この鳥の羽色が由来といわれています。その色は一度見たら一生忘れないほどで、とくに背中のコバルトブルーは輝いて見えます。そんな特徴のある鳥ですので、カワセミをまだ見たことのない人でも見間違うことがほとんどありません。
そこで、都民の皆さんがカワセミを注目することによって、東京の自然への関心を高めてもらおうというのが、この調査の趣旨です。いただいた情報は、東京のどこにカワセミが生息しているか、一目でわかるように地図化する予定です。1月11日(日)が悪天候の場合は、その前後の10日(土)・12日(月・祝日)の情報も受け付けます。

【情報内容】1月11日に「どこで・何羽のカワセミを見たか」を教えて下さい。

【情報提供方法】Fax:03-5273-5142、Eメール:kyw06432@nifty.com、支部事務所へ郵送のいずれかで。情報提供者のお名前もお願いします。

【締切・結果】締切:1月31日(土)までに。研究部HP・機関誌『ユリカモメ』などで発表します。

【問い合わせ・情報提供先】日本野鳥の会東京支部 (研究部)
〒160-0022 東京都新宿区新宿5‐18‐16 新宿伊藤ビル3階
Tel.03‐5273‐5141  Fax.03‐5273‐5142

1 件のコメント:

Tama Swallow さんのコメント...

産経新聞に記事が出ていました。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090107/tky0901071832009-n1.htm