2025年10月19日日曜日

秋晴れのなかでの小体験

  

  


 10月18日(土)今秋初めての秋晴! 早朝から自転車で“武蔵野三大湧水地巡り”を行いました。まず練馬区の石神井公園へ。三宝寺池では期待の水鳥の姿は少なく、カワセミも一声をきいただけ。ボート池もいつものキンクロハジロが渡来していないのか、8時から2つの池畔の40分の探鳥であわせて13種と寂しい状態でした。そこから約10分で杉並区の善福寺公園へ。上池・下池を一周し、ダイサギ、アオサギ、コサギ、カワウなどの姿がちらほら。カワセミは両池で声を確認。約40分の探鳥で同じく13種と低調でした。

3つ目の三鷹市の井の頭公園には10時過ぎに到着。まず目についたのが七生橋のたもとにそびえたっていて、カワウが20巣ほど営巣していた針葉樹が大きく剪定され、巣がなくなっていたことです【写真上】。人通りの多い道の真上で繁殖していたので、糞害などの対応ができなくなったのでしょうか。ここでの観察も1時間で13種。噴水池・ボート池の水が緑色になっていたのが気になりました。ただ、上空で10羽のカラスがオオタカをモビングするようすが観察できたのが唯一の収穫でした【写真下】。

ところで帰途で初めて立ち寄った杉並区立井草森公園では、1157分~127分の10分間という短時間で、エナガ・コゲラ・シジュウカラ・メジロ・ヒヨドリ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・ハクセキレイ・キジバト・カルガモ・ドバトの11種を見かけました。面積的にも前出の都立3公園とは比較にならないほど小さな区立公園で、日ごろ見かける鳥たちばかりでしたが、探鳥的には楽しい時間を過ごしました。〔川内 博〕