2025年2月21日金曜日

ツグミ・シメのいない冬・情報をお寄せください

  

 今年の冬はツグミの姿や声に接することが少なく、その理由を捜していますが、今のとことろよくわかりません。皆さんのフィールドではいかがでしょうか。昨冬も年末までは少なかったのですが、年明けには姿を見せはじめ、いつもと同じように5月の初めごろは、グラウンドにたくさん終結するようすを見ることができましたが。

見かけないのは同じ冬鳥のシメ。【写真】 いないわけではないのですが、フュールドで見かける回数が極端に少ないといった状況です。ツグミやシメだけでなく“全体に鳥影が薄い”と感じられている人は多いようです。下町の緑地、水元公園からの私信では、ここ数年冬場に飛来していたアカゲラがみられない、また湿地のアシが刈られて、クイナやヒクイナ、オオジュリが確認できていないとのことです。

逆に、それらを狙う「猛禽類」は、各地で出会います。身近なフィールドでツミの声や姿、ハイタカの飛ぶ姿、ノスリの舞い、オオタカはいくつもの森で健在のようです。また、フクロウが定着している森も多くなっているようです。

各地の“冬のようす”をお寄せください。〔日本野鳥の会東京・研究部〕