見かけないのは同じ冬鳥のシメ。【写真】 いないわけではないのですが、フュールドで見かける回数が極端に少ないといった状況です。ツグミやシメだけでなく“全体に鳥影が薄い”と感じられている人は多いようです。下町の緑地、水元公園からの私信では、ここ数年冬場に飛来していたアカゲラがみられない、また湿地のアシが刈られて、クイナやヒクイナ、オオジュリが確認できていないとのことです。
逆に、それらを狙う「猛禽類」は、各地で出会います。身近なフィールドでツミの声や姿、ハイタカの飛ぶ姿、ノスリの舞い、オオタカはいくつもの森で健在のようです。また、フクロウが定着している森も多くなっているようです。
各地の“冬のようす”をお寄せください。〔日本野鳥の会東京・研究部〕