2016年11月27日日曜日

越冬期のオオタカの生態・講演会の案内・12月2日(金)・新宿

  

繁殖期のオオタカの生態については、多くの調査研究がありますが、越冬期の生態についてはまだよく知られていません。そこで、栃木県でのようすを、日本野鳥の会東京・研究部例会の中で紹介してもらいます。オオタカに興味のある方はご参加ください。

題 名:栃木県下でのオオタカの冬のくらし

         講師:遠藤孝一氏(オオタカ保護基金)

日時:2016122日(金)午後7時~9時〔講演は40分程度〕

会場:新宿区立環境学習情報センター・研修室《都立新宿中央公園内・略図参照》

交通:都営地下鉄「都庁前駅」から徒歩約5分、東京メトロ「西新宿駅」から徒歩約7分。

   JR新宿駅からは、徒歩約15分。

資料代:200

2016年11月17日木曜日

秋本番の自然自然教育園・アオゲラ確認

  



すっかり秋色をおびた東京・港区の自然教育園〔写真〕。3年間のセンサス調査の結果を『自然教育園報告』第47号に報告を終え、今年は次号への執筆準備で月1回の探査を続けています。1117日(木)午前中2時間で園内を一周してきました。

  目立つ鳥はヒヨドリ。園内の全域に高い密度で生息していました。次いでメジロとハシブトガラスといったところです。冬鳥としては、シロハラ・ツグミ・ウグイス・シメ・アオジ・クロジ・ジョウビタキ・カケス・ホシハジロと9種を記録しました。また、今まで鳥影がなく寂しかった「水鳥の沼」にもカルガモ20羽が飛来し、ちょっぴりにぎやかになっていました。
  ところで、一番の収穫はアオゲラの生息です。今日は声での確認だけでしたが、今後定着するのか否か興味あるところです。他の緑地はどうでしょうか。           (川内 博)