2016年10月28日金曜日

第5回・東京の環境を考えるシンポジウムを開きます 10月30日(日)

  

  日本野鳥の会東京の室内例会「東京の環境を考えるシンポジウム」の第5回を下記の要領で開きます。今回は「定期調査」の重要性と継続性について検討します。資料として、レジュメのほか、新刊の『東京の野鳥たち~月例探鳥会7か所・20年間の記録~』〔A4判・129ページ・写真〕を配布します。この報告書は、都内7か所の月例探鳥会の⒛年間の記録をまとめ、分析したもので、東京の鳥を知るうえで、重要な文献となるものです。

【ご案内】

5 東京の環境を考えるシンポジウム
「野鳥の『定期調査』の今と昔・そして未来」

日 時:20161030日(日)1330分~16
会 場:渋谷区立千駄ヶ谷区民会館・会議室〔地図参照〕
資料代:1,000円〔レジュメ+報告書〕

 











2016年10月17日月曜日

野鳥調査に興味のある人集まれ!10月23日(日)

  

“バードウオッチングでは物足りない”と日ごろ思っている方は多いと思います。“鳥の野外識別”はひとつのスキルです。誰でもできることではありませんので、日ごろの力を生かすのが「野鳥調査」。そのチャンスが来年広がります。
 1つ目は、東京都が1970年代・90年代と実施してきた『東京都鳥類繁殖地図』の2010年代版を民間の力で作る計画があります。具体的にはNPO法人・バードリサーチが中心になっているもので、都内全域を1.1×0.9㎞のメッシュで調査しようというものです。70年代と90年代、そしてその20年後の今、どんな繁殖分布になっているか、一目瞭然となります。
  2つ目は、東京湾に300羽近く越冬しているミヤコドリ〔写真〕。その生態は不明な状態で、現在まで誰もきちんとした調査をしていません。その行動を実地調査するとともに、糞分析から食べ物を明らかにします。将来はバンディング調査も予定されています。
 3つ目はタカ類の越冬期調査です。今冬1月の調査で、23区内に19羽のオオタカが生息していることが明らかになりました。この話を展開していくうちに、実は、タカ類の越冬期のようすが、全国的にもよく調べられていないということがわかりました。来年1月にも調査を予定していますので、その発展形をと考えています。
そのほか、それらをまとめる室内作業の重要性なども考えていきたいと思います。

『野鳥調査に参加しよう』~あなたのスキルを活かそう!

時:20161023日(日)午後130分~330
場:渋谷区立神宮前穏田区民会館・集会場〈東京メトロ・明治神宮前駅下車・7番出口から徒歩1分・地図参照〉
参加費:無料・事前申込み不要
催:日本野鳥の会東京・研究部