2016年6月27日月曜日

ウグイスが新宿御苑で越夏中・ヤマガラにも要注意

  

 ウグイスの平地部・都心部での繁殖を調べています。昨年626日付の本欄で、東京23区・練馬区の石神井公園での越夏をアップしました。今夏は、JR山手線内の新宿御苑で越夏が記録されています。
 なかなかの美声の持ち主で、園内の母と子の森、上の池付近でよく囀っています。単独なのか雌がいるのかはわかっていません。また、繁殖についてはまったくわかりませんが、都心部の新宿区まで繁殖期の生息が広がっていることは注目に値します。新宿御苑を訪れた際はご注視ください。

 ヤマガラ〔写真・川内博氏撮影〕についても、同じように分布拡大傾向が見られています。新宿御苑では複数が、また、自然教育園(港区)でも、繁殖期の記録が増えています。

情報をお寄せください。
連絡先:office@yacho-tokyo.org         〔日本野鳥の会東京・研究部〕

2016年6月8日水曜日

「湿地保全シンポジウム」のご案内 6月19日(日)午後

  


日本のラムサール条約湿地は、現在50か所です。しかし、重要な未登録の湿地がたくさんあります。環境省は重要湿地500を仮定し、「生物多様性の観点から重要度の髙い湿地(重要湿地)を公表しました。
今回のシンポジウムでは「日本のラムサール条約湿地50から100へ」のテーマを掲げ、日本の湿地保全の確認・条約湿地の増加・湿地全体の保全の推進を考えていくことで、下記の内容で講演・報告が予定されています。

【日時】2016619日(日)13301630
【会場】葛西臨海公園 鳥類園ウォッチングセンター・
         レクチャールーム
                [JR京葉線・葛西臨海公園駅下車・徒歩15分]
【申込み・参加費】申込み不要・参加費無料
【主催・問合せ先】ラムサール・ネットワーク日本(※)/
         日本野鳥の会東京
   ※TelFax0338346566  Eメール:info@ramnet-j.org

【プログラム】
 Ⅰ.基調講演
  1)生物多様性国家戦略とラムサール条約
  2)日本の重要湿地とラムサール条約登録湿地の現状と課題
 Ⅱ.登録を目指す湿地からの報告
 1)東京湾 葛西海浜公園・三枚洲//三番瀬  2)愛知県表浜
 3)吉野川河口  4)多摩川河口  5)泡瀬干潟

質問・意見交換