2014年10月31日金曜日

『葛西鳥類目録』を頒布しています

  
東京湾最奥部・荒川と旧江戸川の間には「三枚洲(さんまいず)」という、広大な遠浅の海岸があり、水鳥を中心とした多種多様の鳥がたくさん生息していました。しかし197080年代に一帯が埋め立てられ、その代償のような形で、先端部に「葛西臨海公園」と「葛西海浜公園」が建設され、四半世紀を迎えようとしています。
このたび、当地における出現鳥類の目録『葛西鳥類目録-葛西臨海公園・葛西海浜公園の鳥 1994年~2013年(Ver.1)』(鈴木弘行、中村忠昌、川原章・光子作成)〔写真〕が、日本野鳥の会東京から発行されました。
A4判・20ページという小冊子ですが、2057252種が収録され、それぞれの生息状況が記されています。
この冊子は、2020年開催の「東京五輪のカヌー会場問題」解決に向けて一石を投じるという趣旨もあり、豊かな鳥類相を広く知ってもらうため、東京都・千葉県・神奈川県の東京湾岸に位置する自治体の図書館に寄贈されました。また、関心のある方のため、その一部が頒布されています。1300円で、その収益金は「野鳥の保護研究基金」となります。

【入手申込み】メール:office☆yacho-tokyo.org Fax03-5273-5142 手紙:〒1600022 新宿区新宿51816 新宿伊藤ビル3階などで、日本野鳥の会東京まで、希望部数・住所・氏名・電話番号明記で申込んでください。
※メールの場合、☆を@に直してお送りください。

2014年10月22日水曜日

野鳥写真講座・新シリーズへのお誘い・11月~2月

  

日本野鳥の会東京では、野鳥撮影にかんする講座を開いています。来月11月末から月1回、新しいシリーズ(全4回)が開講されます。今回は、撮影そのものではなく、撮った写真をどのように保存していくか、活用していくかということに重点をおきます。そのため、土曜日の午後3時間とたっぷり時間をかけ講習を行います。
室内会場は日本野鳥の会東京の事務所〔以下「事務所」と表記〕で、東京メトロ・都営地下鉄の「新宿三丁目」または「東新宿」から徒歩約7分、JR「新宿駅」から徒歩約15分の場所で、明治通り沿いの交通の便がよいところです。講師は日本野鳥の会会員で、日本自然科学写真協会会員の吉田 巧氏〔写真〕。

【講義の予定】日時・時間・場所・内容は次の通りです。
1 1129日(土)1316時・事務所・写真の管理保存や修正の方法、第2 1220日(土)1316時・事務所・写真の加工や発表の方法、第3 131日(土)・悪天の場合は27日(土)1316時・都心部の公園・野鳥撮影の実技、第4 228日(土)1316時・事務所・前回撮影の写真の講評や修正・加工の実習。

【募集人員】先着20名(10名以上で開講)
【受講料】日本野鳥の会会員は5,000円  
     会員でない方は10,000円。4回分前納。
【受講申込み】往復ハガキで、氏名(ふりがな)・住所・電話番号・Eメールアドレス(有れば)・会員であればその旨を記して、1112日(水)までに。
〒160‐0022 新宿区新宿5-18-16 新宿伊藤ビル3階 日本野鳥の会東京・野鳥写真講座係宛て