2013年4月28日日曜日

テリトリーはどのようにして割り出すのか・5月10日に

  


46日・13日に自然教育園で「テリトリーマッピング法」を用い、シジュウカラのテリトリーを割り出して、繁殖個体数を出すという実習を行いました。実際、調査地を歩きながら、シジュウカラの囀り〔写真〕を地図上に落としていくという作業でした。しかしこれは前編で、それを完成させるという後編が必要となります。
今回はその作業を下記の予定で行います。現地調査に参加されていない方でも興味のある方は歓迎します。ご参加ください。

【研究部5月度月例会】
日 時:2013510日(金)午後630分開場 午後7~9
会 場:日本野鳥の会東京東京・事務所〔新宿区新宿51816 新宿伊藤ビル3階〕
参加費:無料 ※近くまで来て会場がわからない場合電話をください:03-5273-5141

2013年4月20日土曜日

自然教育園・シジュウカラのテリトリーマッピング調査おわる

  

今春の日本野鳥の会東京・研究部の活動目玉として実施された、東京・港区の自然教育園でのシジュウカラの繁殖個体数を調べるテリトリーマッピング調査。延べ17名が参加し、46日(土)・13日(土)、晴天に恵まれて、無事終了しました〔写真〕。
テリトリーマッピング調査法は、さえずりでなわばり宣言をする鳥の個体数調査に用いられる方法で、シジュウカラのほか、キビタキやオオヨシキリなどでもよく行われています。自然教育園では、1960年代からの同方法での記録があり、園に隣接した高速道路建設時には個体数が減るなど、環境を知る手立てのひとつとして、その成果は紹介されています。
今回の調査データは、2010年代の状況はいかにと行われている調査の一部として、有効に使われることになっています。