2011年2月25日金曜日

がんばっています・板橋のセグロセキレイ

  

一昨年2009年11月21日付けの本ブログで紹介された、板橋区の都立城北中央公園の左足指がないセグロセキレイ。今冬も同じ場所をなわばりにして、がんばっている姿を見ることができました〔写真・2011年2月13日撮影〕。姿を見た人は、研究部にご連絡ください。             (土橋信夫)

2011年2月19日土曜日

カンムリカイツブリの白化個体・旧江戸川河口で

  

葛西臨海公園東の旧江戸川で、カンムリカイツブリの白化個体を記録しましたので報告します。
観察日:2011年2月18日(金)13:30~14:00 薄曇り/強風  
場所:江戸川区・葛西臨海公園東の旧江戸川河口付近~東渚手前付近  
観察・撮影者:三間久豊
額部が黒褐色である他、上背部がバフ色を帯びている。それら以外はほぼ純白と言っていい個体でした。昨年の12月のはじめごろ観察されたという話をうわさで聞いたことがあります。恐らく同一個体と思います。〔三間久豊〕                         

2011年2月18日金曜日

ツグミの部分白化個体・中央防波堤埋立地で

  

東京湾の中央防波堤埋立地で部分白化のツグミを記録していますので報告します。〔写真・小笠剛裕撮影〕 2回記録していますが、白化部分等同じであり、同一個体と判断していいと思います。 観察日:1回目は2010年12月19日11時15分ごろ / 2回目は2011年2月6日9時40分ごろ  場所:新海面Bブロックのほぼ中央部(2回とも同じ位置付近)、建設残土等による比較的乾燥した埋立処分地です。なお、同地に入るのには許可が必要で、観察者は日本野鳥の会東京・研究部の調査として入っています。
観察者:1回目 三間久豊/2回目 谷利明・小笠剛裕・三間 〔三間久豊〕

2011年2月16日水曜日

東京湾のシギ・チドリ報告会終わる・次回は

  

2月11日(金)折しも東京地方に今冬初の積雪情報が飛び交う中、予定通り開催し、16名の参加を得て、無事終了しました〔写真・オーストラリアの海岸で越冬するトウネンの群れ〕。この企画は東京湾の水鳥調査に関わっている方の横のつながりと、現存する調査データの収集・整理、その上での今後の調査・研究の発展を目指すもので、現時点ではワーキンググループ的なものです。これからどのような方向に進めたいくかは、今後何回かの集まりの中で決めて行く予定です。
ちなみに、東京湾岸の東京都側はすべて人工的な海岸線ですので、その復活は実験的なものとなると思います。新しい考え方やスキルを駆使してという先駆的な動きが期待できます。学生・大学院生などで、環境問題に興味がある人はチャレンジのきっかけになるはずです。連絡を取りたい方は、日本野鳥の会東京・研究部宛てにメールをください。
次回11回の研究部月例会は3月11日(金)午後7~9時。事務所で開きます。内容は、今年から始めた「アカコッコの保護研究」の第1回です。これも若い方の参加も期待しています。詳しくは3月になったら、この欄に。

2011年2月3日木曜日

いま東京湾の水鳥は-シギ・チドリ類報告会・2月11日

  

昨年4月に発足した研究部の月例会(月例研究部例会)も回を重ねて10回目。前回は17名の参加を得て、内容も充実してきました。今回は東京湾の水鳥、とくにシギ・チドリにスポットをあてて、これまでのその歴史と現状を発表していただきます。
東京湾岸の約9割は埋め立てられた今、シギ・チドリたちは「いつ・どこに・どのくらい」来るのか。これからどうすればいいのか。あまりにも少なすぎるその生息環境自体が一番の問題ですが、残された干潟や浜辺をどのようにしてシギ・チドリや水鳥たちの採食・休息地にできるか、そんな保護研究の第一歩となる集まりです。当日は午後5時ごろから会場(事務所)は開きます。各地支部報や図書などの閲覧もできますので、ご来場ください。
【日時】2011年2月11日(金・祝)午後7時~9時    【参加費】無料
【会場】日本野鳥の会東京・事務所(新宿区新宿5‐18‐16 新宿伊藤ビル
                                         3階)
【プログラム】
1.東京港野鳥公園のシギ・チドリについて:金井裕氏
2.減少するシロチドリ・その現状と今後への施策:田久保晴孝氏
3.越冬地オーストラリア海岸での状況(写真中心):三間久豊氏
4.意見・情報交換、観察者・研究者交流など